3分で簡単にわかる!オオヨモギとヨモギの違いとは?薬効やニガヨモギとの違いも読書家ライターがわかりやすく解説!
ライター/ハヤカワ
学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。
オオヨモギとヨモギの違いとは?
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オオヨモギとヨモギはどちらも山などに自生しているよく似た見た目の植物ですが、それぞれ違った特徴をもっています。この機会にそれぞれの詳しい特徴について、しっかりと確認しておきましょう。
その1.オオヨモギとは?
「オオヨモギ」はキク科ヨモギ属の多年草、大形のよもぎです。北海道や本州北、中国・ロシアなど寒い地方でよく見ることができます。また名前のとおり大きい植物となっており、草丈が1〜2mほどで葉も大きく、ヨモギよりも1.5~2倍ほど大きい特徴をもっているため、見分ける際の参考として覚えておきましょう。
またヨモギと違い、オオヨモギには「仮托葉(かりたくよう)」と呼ばれる小さな葉が葉柄基部についていません。葉の形状がヨモギとは少し違うため、こちらの点についても確認しておきましょう。またオオヨモギは生で食べることもでき、食用として全国各地で販売されています。ただしオオヨモギの若芽は強い毒のあるトリカブトの若芽と非常によく似ているため、誤認による事故に注意が必要です。
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その2.ヨモギとは?
「ヨモギ」はキク科ヨモギ属の多年草です。特有の強い香りをもち、よもぎ餅のように団子などに加工されることも多い植物となっています。そのため「モチグサ」という別名も持っているため、こちらも覚えておきましょう。葉の裏には綿毛が生えており、これを集めたものは「もぐさ」と呼ばれ、お灸に利用されています。
また「ハーブの女王」と呼ばれるほど栄養価は高く、様々な効能から古くから生薬・漢方薬の原料としても親しまれている植物です。ヨモギは生で食べることもでき、食用として一般的となっています。オオヨモギと同じく、こちらも若芽の見た目が毒のあるトリカブトの若芽と非常によく似ているため、採取する際は十分に注意しましょう。
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