簡単でわかりやすい公演と講演の違い!口演・好演との違いや使い分けも文学部卒ライターが詳しく解説
・コンサートの公演開始時間は18時だ。早く行かなきゃ遅れる。
・〇〇ホールのバイオリンリサイタル、ソリストの病気で公演は延期だって。
・中止になった歌舞伎公演のチケットの払い戻しをするため、会場窓口に出向いた。
・公演の最中に、スマホを演者に向けて写真を撮るなんて、すごく失礼だよな。
講演の意味
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「講演」は、大勢の人に向かって、あるテーマに従った話をすること、またはその話自体についていうことも。他に、仏教の経典を通じて仏の教えを説明するという意味もあります。
「講」の字義は説明する、述べること。「演」の字義は、説く、述べる、広めることです。同じような意味の漢字を重ねて、意味を強調しています。この場合の「演」は、技芸などを披露するという意味ではないので注意が必要ですね。
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講演の使い方
講演を使うのは、ある場所に人を集めてテーマに沿ったスピーチをする時。大勢の人の前で自分の経験などをもとに、独自の意見を交えながらトーク会を行うイメージです。俳優が舞台に立って演劇に出演する場合は公演を使いますが、子育てなどの経験を生かし、場を設けて育児についての話をする場合は講演を使います。
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