雑学

簡単でわかりやすい公演と講演の違い!口演・好演との違いや使い分けも文学部卒ライターが詳しく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では公演と講演の違いについてみていくぞ。どちらも同じ読みの熟語で、人前で披露するという点では同じでも、演ずる内容に違いがあるようだ。紛らわしくてどちらを使ったら良いのか迷う人もいるだろう。
今回はそんな2つの熟語の違いについて、細かい内容や使い方を確認しながら、言葉の違いが気になる文学部卒ライター海辺のつばくろと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/海辺のつばくろ

同音異義語や同訓異義語に関して、ちょっとした違いが気になる文学部卒ライター。

公演と講演の違い

公演も講演も同じ読み方で「こうえん」。催し物やセミナーなどで使うイメージがあります。しかし、その内容を見ると、演劇やコンサート、著名人を招いたトークショーなど、見比べると2つの熟語を使い分けている例があるのではないでしょうか。細かく分けてみていきましょう。

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そうか。確かに、両方とも催し物やイベントなどで使われる熟語ではある。細かい意味やそれぞれの字義をみていくほうが分かりやすいかもしれないな。では、公演から確認してみようか。

公演の意味

image by iStockphoto

「公演」の意味は、公の場で芸術や技術などの技を行う会場などで多くの人に見せるという意味です。公演の「公」の字義は、「おおやけ」ということ。この場合は、個人に対して広く開かれている場と考えるとよいかもしれません。「演」の字義は、芸術や技術などを行う披露するということです。

公演の使い方

公演という言葉は、コンサートホールや劇場、会場などで歌手や演奏家のコンサートやオペラ、俳優による演劇や芝居、バレエや日本舞踊などの舞踏が行われる際に使われます。公開の場で披露されるため、ライブなどの実際に鑑賞する場合に使うことが多いようです。

公演を使った例文

公演を使った例文は以下の通りです。

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