
3分でわかるピーチジョンとワコールの違い!ブランドコンセプトや関係性も雑学好きママライターが簡単にわかりやすく解説

ライター/うめグミ
ワコール愛用歴数十年。商品だけでなく新商品のポスターやカタログを見るのも好きな雑学好きママライターがピーチジョンとワコールの違いについてわかりやすく解説する。
ピーチジョンとワコールの違いとは?

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ワコールは日本の下着業界のトップを走る大企業。1946年の創業以来幅広い世代に支持されており、下着以外にもスポーツウェアや寝具などの様々な分野で商品を開発しています。
ピーチジョンは通販カタログからスタートし、メインターゲットの20代女性を中心に若い世代に人気のある下着ブランド。通販カタログには人気モデルが登場することもあり、ファッション雑誌のような華やかさがありました。
ピーチジョンとワコールに転機が訪れたのは2008年。資本提携を結んだことにより両社はグループ会社の関係になりました。ピーチジョンがワコールの子会社になったのです。
資本提携とは、複数の会社同士で強い協力関係を築くことで会社を大きくする経営戦略のひとつです。ワコールはピーチジョンのもつ通販のノウハウを手に入れ若い世代に向けた市場を拡大していこうと考えていました。
違い1.ブランドコンセプト
ワコールグループの一員となったピーチジョンですが、それぞれの会社の商品には特徴があります。その違いについて見ていきましょう。
ピーチジョン:トレンド感たっぷりの下着が充実

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「下着とは自分を高めてくれるものであり、ハッピーな気持ちにさせてくれるものである」というコンセプトの通り、トレンド感たっぷりの女性らしい商品が並びます。 淡い色合いやレースをたっぷり使ったものが多く、女性としての気分を思いっきり高めてくれるブランドです。旬のタレントをモデルに起用することもありそのたびに話題になっています。
ワコール:品質と機能にすぐれた商品が多い

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ワコールが大切にしているのは「内面も含めた女性の美しさ」や「長く愛される品質の良さ」。女性の身体を科学の視点で研究するワコール人間科学研究開発センターにおいて、長年蓄積された膨大なデータを元に女性の美しさをサポートする新しい商品が日々誕生しています。スタイルの悩みに応じた機能性下着を多く扱うところも長年愛されている理由のひとつです。
違い2.年齢層
ピーチジョンとワコールの商品にそれぞれ特徴があることがわかりました。次に年齢層の違いについて解説していきます。
ピーチジョン:10代から50代
初の直営店がSHIBUYA109ということもあり、流行に敏感な若い世代に向けたブランドでした。今は10代向けの「GiRLS by PEACH JOHN」、40代から50代向けの「SALON by PEACH JOHN」シリーズが展開されており、10代から50代まで幅広い世代に支持されるブランドになっています。
「SALON by PEACH JOHN」は、ピーチジョンの持つイメージに大人っぽさを足したようなデザインになっており、ピーチジョン創立時に購入していたファン世代に人気があるようです。
ワコール:10代からシニア世代
ワコールは10代からシニアまですべての世代に向けた商品づくりを行っています。ピーチジョンに比べるとやや落ち着いた印象がありますが、シンプルなデザインのものばかりではありません。はっきりとした色合いの明るいものやレースたっぷりゴージャスなものまで様々なジャンルの商品を展開しています。
介護用品店で購入が可能なシニア向け商品まであるという充実ぶり。年齢や好みに合った商品がきっと見つかるはずです。
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