雑学

3分で簡単にわかる「投降」と「降伏」の違い!意味や使い方・「降服」「降参」との違いもビジネス文章熟練者が解説!

よぉ、桜木建ニだ。戦いや戦争などで負けを認めて戦いを止めるときに「投降」や「降伏」といった言葉が使われるよな。「投降」や「降伏」はどちらも負けを認めて相手に従うことを表す言葉だが、厳密な意味や使い方は違うみたいだ。
この記事では、「投降」と「降伏」の意味や使い方だけでなく、同じような意味を持つ「降服」や「降参」について、言葉の使い方にこだわるビジネス文書熟練者の西風と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/西風

企業にて10年以上にわたりビジネスパーソンとの交流や企画書・論文作成を経験。現在は後進育成にも注力。文章のわかりやすさはもちろん、言葉の意味や使い方にもこだわり、わかりやすく正確な情報をお届け。

「投降」と「降伏」の違いとは?

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「投降」と「降伏」は、負けを認めて戦いを止め、相手に従うという意味を持つ言葉です。しかし、「投降」と「降伏」には、使う際の主体や状況に違いがあります。まずはこの違いに着目して見ていきましょう。

「投降」は兵士や部隊が行う行為

「投降」の主体は兵士や部隊といった前線で戦う者です。「投降」は、兵士や部隊といった前線で戦う者が、戦いを止めて相手に従う意志を表す行為を表します。

「降伏」は国や部隊が選択する状況の変化

「降伏」の主体は国や部隊といった上層部を含む団体です。「降伏」は、国や部隊が負けを認めて相手に従う意思決定をし、戦いや戦争の状況自体が変化することを表します。

「投降」とは?詳細な意味や使い方を解説

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ここからは「投降」と「降伏」の違いに着目しながら、それぞれの詳細な意味や使い方について解説します。くわしく見ていきましょう。

「投降」の意味

「投降」を辞書で調べると、以下のように記載されています。

戦うことを止めて、降参すること。
引用:デジタル大辞泉

\次のページで「「投降」の使い方」を解説!/

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