2.実の色と形の違い
2つ目の違いは実の色と形です。カシスの実は黒色と見まがうほどの濃い紫色をしており、直径1cmほどの球体。表面にはツヤがあり、頂点に花の残りが茶色く付着しています。
一方のブルーベリーは青みがかった濃い紫色で、直径0.5~1.5cmほどの大きさ。表面には白っぽい粉(ブルーム)が付着しておりツヤはありません。頂点付近に花の残りが見られ、ブルーベリー本体と同じ紫色に変化しています。
3.味の違い
3つ目の違いは味です。カシスは生で食べると酸味が非常に強く、苦みも感じます。そのため生食で用いられることは少なく、加工品として流通するのが大半です。一方のブルーベリーは甘酢っぱい味わいでクセが少ないため、生食用と加工品はどちらも多く消費されています。
4.旬の違い
4つ目の違いは旬です。カシスの生鮮品は7月の1ヶ月間しか出回らず、非常に旬の短い果物。北半球ではポーランド、南半球ではニュージーランドが主な産地です。一方のブルーベリーは、国産出れば6~9月半ばが旬。そのほかの主要な産地であるアメリカ・ニュージーランド・チリ・オーストラリアを含めればほぼ通年収穫されています。
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5.栄養量の違い
5つ目の違いは栄養量です。カシスとブルーベリーに含まれる栄養素はのうち、特に違いがみられるのがビタミンCとアントシアニン。ビタミンCもアントシアニンも抗酸化作用が強く、体内の活性酸素除去する働きがあります。
カシスに含まれるビタミンCはブルーベリーの約18倍。またカシスには、ブルーベリーに含まれていない種類のアントシアニンが2種類含まれており、これらは摂取してからすぐに体内で効果を発揮するといわれています。
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カシスとブルーベリーの歴史
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カシスとブルーベリーは、もともと野生に自生する植物でした。食用としての活路が見いだされた後もしばらくは野生の果物を採取する形で利用されていましたが、徐々に大規模な生産や品種改良が盛んになっていきます。
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