3分でわかる!熱発と発熱の違いとは?なぜ発熱する?介護職経験ライターが簡単にわかりやすく解説!
ライター/さやか
4歳の娘を育てながらライターとして活動中。出産前は介護の現場で働いていた。ベテランの介護士が「熱発(ねっぱつ)」という言葉を使っているのを、その時初めて耳にしたという経験がある。
熱発と発熱の違いとは?
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「熱発(ねっぱつ)」という言葉を聞いたことがありますか?全く無いという方もいれば、逆に環境によってはお馴染みの言葉だという方もいるでしょう。この記事では、「熱発(ねっぱつ)」と「発熱(はつねつ)」の違いについて解説します。
発熱:体温が高い状態を指す専門用語
「発熱」している状態とは、医学的には「体温が37.5℃以上の状態」のことをおおむね指しているというのが通説です。ただし体温には個人差がありますので、37.5℃以下であっても、その人の日常的な正常値を超えている場合は「発熱」状態であるとしばしば考えられています。
また、これは日本における主にモンゴロイドと呼ばれる黄色人種のヒトを対象とした考え方のようです。理由は、欧米などのコーカソイドと呼ばれる人種など、他の人種はモンゴロイドと比べると平熱が高くなる傾向が多くなるからでしょう。
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熱発:医療の現場で使われる業界用語
「熱発」は、発熱と同じ意味ですが医学用語ではありません。医療・看護・介護などの現場において「発熱している状態」のことを指す、いわば業界用語のようなものです。「⚪︎⚪︎号室のAさんが熱発です」などといった言い回しで表現されることが多いのではないでしょうか。
また、他に似た言葉に「熱感(ねつかん)」という言葉もありますが、これは「熱く感じる状態」を指す専門用語です。実際に熱がある・ないに関わらず、本人の感覚もしくは他人が触った時に、熱がある感じがする状態のことを指します。
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発熱ってなに?なぜ起こる?
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「発熱」を経験したことがない方はほぼいないに等しいかと思いますが、なぜ体は発熱するのでしょうか?ここでは、専門用語としての「発熱」の定義を確認しながら解説していきます。
発熱の定義
発熱の定義は「病気など、なんらかの原因で体温調節中枢の働きが異常になり、平熱を保つことができず、体温が上昇している状態」。また、熱の高さによる呼称は37.0~37.9度を「微熱」、38.0~38.9度を「中等熱」、39.0度以上を「高熱」として区別することが多いようですが、はっきりと決められているわけではないようです。
日本では、感染症法の届出基準として「37.5度以上」を発熱状態の目安としていますし、感染症のワクチン接種の予診票などに「37.5度以上の熱があるか」という項目があったりするのを目にすることも多いですよね。そういった観点でも、一般的には「37.5度以上の体温は発熱状態である」と考えられていると言って良いでしょう。
2 発熱と高熱
本基準において、「発熱」とは体温が37.5℃以上を呈した状態をいい、「高熱」とは体温が38.0℃以上を呈した状態をいう。
(出典:厚生労働省「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」)
発熱の理由
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発熱の原因は、ウイルスによる感染からがんなどの病気によるもの、熱中症などで体温調節機能に異常が生じることや、ストレスなどによる自律神経の乱れなど、多岐にわたります。
風邪などの感染症による発熱は、ウイルスを撃退するために体の免疫システムが正常に働いているからこそ起きる現象です。がんなどの病気が原因の場合は、感染症だけでなくがんそのものが炎症などから発熱を引き起こすケースや、薬のアレルギー反応など様々な要因が考えられます。
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