
簡単でわかりやすい!レードルとお玉の違いとは?種類や使い分けも雑学好きライターが詳しく解説
その6.素材による使い分け
レードル・お玉はステンレス製が多いですが、木、シリコン、プラスチック、ナイロンなど様々です。熱に強く長く使え、清潔に保てるステンレスが無難ですが、場面によって使い分けると良いでしょう。
フッ素加工の鍋はお玉がステンレスだと剥げてしまうことがあるのでそれ以外のもの、れんげのように鍋やうどんなどで使用するなら木製のものなどがおすすめです。
しかし、木製は水分や熱に弱いことが多く、料理を作るのにはおすすめできません。水気を乾かさないとカビや変形の原因になることも。また、シリコン・プラスチック・ナイロンは、色やにおい移りすることがあります。カレーなどにおいや色のきついものに使用するときはステンレスがおすすめです。
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そもそもお玉って何?

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お玉は「お玉杓子」の略です。杓子とは、持ち手がついている調理器具のことで、現在はご飯を盛り付ける杓文字(しゃもじ)と汁を盛り付ける「お玉杓子」の2種類がメインとなっています。
お玉杓子の語源は「お多賀杓子」と言われておあり、佐賀の多賀大社から天皇に献上されたものが縁起が良いと話題になり、広まっていき「お玉杓子」になったと考えられているようです。魂がこもった料理をよそうからなどの説もありますが、お多賀杓子説が有力となっています。
レードルとお玉は同じ!使いやすさで選ぼう
レードルとお玉は基本的に同じもののことで、レードルは英語、お玉は日本語という違いでした。様々な種類のレードル・お玉がありますが、用途や目的に合って使用すると良いですね。自分が使いやすいものを選んで、長く大切に使ってほしいです!