この記事では鶏卵うどんと卵とじうどんの違いについてみていきます。鶏卵も卵とじも一見同じもののようですが、別物です。鶏卵うどんは京都ではメジャーなうどんらしく、とろみのついたあんがかかっている。卵とじうどんは誰もが知っている、溶き卵でとじてあるうどんです。見た目からして2つのうどんは違いがありそうです。
今回はそんな鶏卵うどんと卵とじうどんの違いを、食べるのが好きなミサキと一緒に解説していきます。

ライター/ミサキ

おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。コシのあるうどんが好き。調子が悪いときの定番は、卵とじうどん。

鶏卵うどんと卵とじうどんの違いは?

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鶏卵うどんと卵とじうどんの大きな違いは、「とろみ」の程度です。鶏卵うどんは、しっかりしたとろみの「あん」がうどんにかかっています。基本的には、あんの具材は卵だけです。うどんの上にあんをかけるので、見た目からはうどんが見えにくくなっています。

卵とじうどんは卵でとじたうどんのことです。こちらもとろみがついていることが多いですが、あんかけほどのとろみはないでしょう。とろみがない場合もあります。鶏卵うどんと卵とじうどんは、とろみの濃さが違うということが言えるでしょう。

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鶏卵うどんと卵とじうどんを比較!

鶏卵うどんと卵とじうどんではとろみの程度が違うということでしたが、鶏卵うどんは食べる習慣のある地域が限られているようです。比較してみましょう。

鶏卵うどんとは「京都のうどん」

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鶏卵うどんは京都で食べられているうどんです。京料理といえば、だしをきかせた料理が多くあります。料理の色も、だしの黄金色や野菜の色を生かした料理が多いです。鶏卵うどんも京料理の特徴と同じように、だしのうまみを生かして、薄味・薄い色となっています。

そもそも、京料理にはあんかけが多い印象です。底冷え厳しい京都ですので、冷めにくく体が温まりやすい料理が好まれるのかもしれません。鶏卵うどんもほかの京料理と同じように生まれた、とも考えられます。

卵とじうどんは「全国的」

卵とじうどんは、京都も含め全国的に広く知られています。様々な”卵とじ”がありますが、これらは料理の最後に溶き卵を回し入れてとじることが特徴です。卵とじうどんもお鍋のうどんを卵でとじたもののことを言いますが、ゆでたうどんにかけるつゆを卵でとじたものをいうこともあります。地域や家庭によって差があるようです。

カロリーの違いは?

鶏卵うどんと卵とじうどんはほとんど同じ材料を使って作られているため、カロリーに違いはありません。鶏肉を入れたり、かまぼこを添えたり、ほかの具材を使用することでカロリーは変化します。カロリー低めに抑えたいなら、さっぱりした具材を追加すると良いでしょう。

鶏卵うどんや卵とじうどんで注意したいのは、塩分です。うどんのつゆは塩分が高いので、つゆは飲み切らないようにすると良いでしょう。鶏卵うどんはとろみがあるため汁の量は少ないですが、うどんとよく絡みます。高血圧や塩分を気にする方なら、鶏卵うどんのあんを食べすぎないようにするのもポイントです。

鶏卵うどんと卵とじうどんのレシピ

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うどん屋さんで食べるのもよいですが、自宅でも簡単に作れます。鶏卵うどんと卵とじうどんの基本的なレシピをみていきましょう。

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鶏卵うどんは「片栗粉」が必需品

鶏卵うどんはあんかけが最大の特徴で、片栗粉は欠かせません

うどん 1人前
卵 1個
水 300ml
白だし 大さじ2
みりん 大さじ1
片栗粉 大さじ1・1/2
おろし生姜 適量

1・うどんをゆでて器に盛る
2・鍋に水・白だし・みりんを入れて加熱して、水溶き片栗粉であんを作る
3・溶き卵をあんに回し入れて加熱する
4・うどんにあんをかけておろししょうがを盛る

白だしの代わりにめんつゆや醤油と塩でも作れます。醤油を使うなら水ではなく出汁を使いましょう。めんつゆや醤油を使うと汁が茶色っぽくなってしまうので、薄口しょうゆや塩を使い調節すると京料理のような上品な仕上がりにできます。

卵とじうどんはなんでもOK

卵とじうどんはうどんと卵さえあれば、あとは好きな材料を入れるだけです。

うどん 1人前
卵 1個
水 400ml
白だし 大さじ2
醤油 小さじ1
みりん 大さじ1
片栗粉 0~大さじ1/2

1・うどんは少し硬めにゆでておく
2・鍋に水・白だし・醤油・みりんを入れて沸騰させてうどんを入れる
3・水溶き片栗粉でとろみをつけて、溶き卵を回し入れる

卵とじうどんなら片栗粉なしでも作れます。冷凍うどんならゆでないで直接鍋に入れられて簡単です。いろんな野菜や鶏肉、豆腐などを入れれば1品だけでも立派な食事になります。うどんは子供でも食べやすいので幼児食にもぴったりです。

うどんと卵の相性は抜群!鶏卵うどんや卵とじうどんを食べよう!

鶏卵うどんと卵とじうどんの違いは「あん」にありました。また、鶏卵うどんは京都で食べられているもので、卵とじは全国的なものです。お店で食べるうどんもおいしいですが、うどんは手間もかからずさっと作れます。鶏卵うどんや卵とじうどんを、ぜひ自分好みに作って食べてみましょう!

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雑学

3分でわかる!鶏卵うどんと卵とじうどんの違いとは?簡単レシピも食べるの大好きライターがわかりやすく解説

この記事では鶏卵うどんと卵とじうどんの違いについてみていきます。鶏卵も卵とじも一見同じもののようですが、別物です。鶏卵うどんは京都ではメジャーなうどんらしく、とろみのついたあんがかかっている。卵とじうどんは誰もが知っている、溶き卵でとじてあるうどんです。見た目からして2つのうどんは違いがありそうです。
今回はそんな鶏卵うどんと卵とじうどんの違いを、食べるのが好きなミサキと一緒に解説していきます。

ライター/ミサキ

おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。コシのあるうどんが好き。調子が悪いときの定番は、卵とじうどん。

鶏卵うどんと卵とじうどんの違いは?

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鶏卵うどんと卵とじうどんの大きな違いは、「とろみ」の程度です。鶏卵うどんは、しっかりしたとろみの「あん」がうどんにかかっています。基本的には、あんの具材は卵だけです。うどんの上にあんをかけるので、見た目からはうどんが見えにくくなっています。

卵とじうどんは卵でとじたうどんのことです。こちらもとろみがついていることが多いですが、あんかけほどのとろみはないでしょう。とろみがない場合もあります。鶏卵うどんと卵とじうどんは、とろみの濃さが違うということが言えるでしょう。

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