
簡単でわかりやすい!おかっぱとボブの違いは?長所やバリエーションも雑学好きライターが詳しく解説
ですが、おかっぱは今でも定番のヘアスタイルとして愛されているし、見方を変えればボブの一種とも言える。そんなおかっぱとボブの違いと共通点について、雑学好きライター・ねぼけねこと一緒に解説していきます。

ライター/ねぼけねこ
法学部出身。某大組織での文書作成・広報部門での業務に10年以上従事し、IT・プログラミング分野の歴史にも詳しい。
おかっぱとボブの違いをざっくり解説
おかっぱとボブは、どちらも女性向けの短い髪型という点は同じです。しかし、細かく見ていくとさまざまな点が異なっています。まずは髪型の作り方や毛先の形状など、両者の違いをざっくり解説していきましょう。
おかっぱ:肩口までの長さで切り揃えた髪

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おかっぱは、髪の毛を耳の下や肩口あたりで切り揃えたヘアスタイルです。
毛先は特に手を加えません。前髪も切りそろえますし、後ろ髪も同様に襟足のあたりでまっすぐに切るというのが、おかっぱ頭の伝統的なスタイルと言えるでしょう。しかし最近は毛先をカールさせたり、段をつけたりとさまざまなバリエーションが見られます。
おかっぱというと、日本の女性の古い髪型というイメージがあるでしょう。しかし、清潔感や幼げな印象を見る人に与えるという利点があり、小顔効果やスタイリングのしやすさもあって現在でも人気があります。古いのは「おかっぱ」という名称だけです。
ボブ:肩より上までの長さで切り揃えて膨らみを持たせた髪
ボブはさまざまなバリエーションがありますが、顎のライン・あるいは肩より上あたりの長さで髪を切りそろえて、後ろに少し膨らみを持たせた形が最も一般的です。いわばこれがボブの原型で、後述するようにここからさまざまなアレンジが加わります。
毛先の形状も、まっすぐ・カール・外ハネ・内巻きなどが可能です。見る人にフェミニンな印象を与え、小顔効果が期待できスタイリングも簡単なことから、全世界中の女性から愛されているヘアスタイルだといえるでしょう。
アレンジのやり方にもよりますが、おかっぱよりはスタイリングに少し手間がかかります。それでも気分や顔の形にあわせてさまざまなバリエーションが楽しめる点は大きな魅力です。
おかっぱとボブの長所
おかっぱとボブに共通する長所は、スタイリングが簡単であり、小顔効果が期待できることです。また、特におかっぱについては相手に清潔感や幼い印象を与えますし、ボブはさまざまなシーンに似合う点や、フェミニンな印象を与える点も見逃せません。
どちらの髪型が自分に合っているかは、顔の形や好みによって異なります。例えば忙しい女性にはボブがおすすめで、毛先をまっすぐにするだけですっきりとまとめられるのは大きな利点です。
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