3分で簡単にわかる!ハムスターとネズミの違いとは?ハムスター大好きライターが詳しく解説
ライター/りん
保育士や塾講師、カフェ店員など様々な職を経て現在ライターとして活動している。ハムスターを飼育していた経験を活かし、ハムスターとネズミの違いについてわかりやすく解説していく。
ハムスターとネズミは何が違うの?
ペットとして親しまれているハムスターと害獣扱いのネズミ。同じ齧歯類の仲間なのにどうしてここまで扱いに差があるのでしょうか。ハムスターもネズミも同じネズミ目に属し、どちらも似たところがある生き物ですが、違うところもたくさんあります。どのようなところが違うのか順番に見ていきましょう。
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1.身体的な特徴
ハムスターとネズミはまず見た目が異なるところがいくつかあります。まずは身体の形です。ハムスターの身体は丸っこい形をしており、ネズミは細長い形をしています。
しっぽの長さも違いがあるのです。ハムスターのしっぽは短くて丸く、ネズミのしっぽは長細い特徴があります。これは、それぞれが生活する場所の違いにより進化したと言われているのです。
高いところへよく行き来するネズミはその長いしっぽで上手くバランスをとりながらあちこち動き回ります。一方ハムスターは地面を掘りその中で生活することが多いため、長いしっぽは必要ありません。そういった生活の場の違いから生きるために必要なものは進化し、必要のないものは退化していったのでしょう。
2.毛色や長さ
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毛の長さや色も全く異なります。ハムスターには短毛長毛などいろいろな種類がいますが、比較的ふさふさとした毛が生えているのです。カラーバリエーションも豊富で、茶色や白、グレー、オレンジ、アプリコット、ブラックなどさまざまな色の品種があります。
ネズミは基本的に短毛で、色も灰色や黒、茶色など比較的暗めの色が多いです。これは生き抜くために外敵に見つかりにくいように暗めの色をしていると言われています。
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