3分でわかる!ポラロイドとチェキの違いとは?どっちがおすすめ?タイプ別にカメラ好きライターがわかりやすく解説!
ライター/さやか
現在、4歳の娘を育てながらライターとして活動中。昔カメラにハマっていた時期があり、当時はポラロイドカメラ1台・アナログカメラ2台・デジタルカメラ1台を所持していたこともあるが、今はもっぱらiPhone派になってしまった。
ポラロイドとチェキの違いは?
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ここ数年、インスタントカメラの人気が高まってきていますよね。インスタントカメラとは、写真のフィルムをその場で現像できる機能を個別に持っているカメラのことで、「ポラロイド」や「チェキ」などが代表的。この記事では、そんな2つのカメラの違いについて見ていきます。
違い1.製造メーカー
「ポラロイド」は一般的に、アメリカのポラロイド社が製造していたインスタントカメラのことを指します。ポラロイド社は2000年代に経営破綻し一旦生産を中止しますが、その後ポラロイド社を買収をした会社やグループにより、ポラロイドブランドのカメラ関連製品は製造・販売されるようになりました。
そして、「チェキ」は日本の富士フィルム株式会社による「instax」というシリーズのカメラの愛称です。このinstaxシリーズの中で、2000年代初頭にブームとなった「instax mini 7」というシリーズが「チェキポップ」という愛称とともに普及しました。その後、一般的にはこのシリーズのカメラのことを「チェキ」と呼ばれるようになっていったようです。
「ポラロイド」はポラロイド社が作ったインスタントカメラのことを指し、「チェキ」は富士フィルムの「instax」シリーズのインスタントカメラのことを指して言うことが一般的のようですね。
違い2.フィルムのサイズ
「ポラロイド」と「チェキ」は同じフィルムを使うのでしょうか?実は、全く違うフィルムを使います。
ポラロイドに使用するフィルムの規格は横8.8cm×縦10.8cm。写真部分はスクエアの形に近いフィルムです。現像時間はカラーの場合約10〜15分、モノクロの場合は5〜10分と、ある程度の時間を要します。
チェキに使用するフィルムは一部スクエア型・ワイド型もありますが、一般的な規格は横5.4cm×縦8.5cm。写真部分は長方形で、写真全体は大体名刺サイズと言っていいでしょう。チェキのフィルムは、白のフレームだけではなく、様々なカラーやデザインのものもあります。現像時間は約90秒。気温などによって変動はしますが、ポラロイドのフィルムに比べるととてもスピーディですよね。
違い3.価格帯と販売経路
ポラロイド社製のカメラはもう生産中止となっているため新品を手に入れることは難しく、現在流通しているのはほぼ中古品です。中古カメラを取り扱う専門店か、フリーマーケットサイト・オークションサイトなどで入手できますが、価格は大体約20,000円くらいから、中には10万円以上するものも。
しかし現在はポラロイド社を買収した企業やグループなどにより、新しいシリーズも出されています。こちらは約20,000〜30,000円くらいの価格帯で販売されており、ネットや一部の家電量販店・カメラ専門店などで購入できるようです。
一方、チェキは常に新しいシリーズが出されており、価格帯は約10,000円前後から。ネットや家電量販店・カメラ専門店はもちろん、一部の大型総合ディスカウントストアでも取り扱いがあったりするようですので、ポラロイドよりも比較的手に入れやすいのではないでしょうか。
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