この記事ではポラロイドとチェキの違いについてみていきます。どちらもインスタントカメラのイメージがあるよな。違いはずばり製造メーカーと製品そのもののようですが、フィルムや価格帯など調べてみるといろいろ違いがあるみたいです。今回はポラロイドとチェキの違いを確認しながら、タイプ別のおすすめなどについても、昔カメラにハマっていたライターさやかと一緒に解説していきます。

ライター/さやか

現在、4歳の娘を育てながらライターとして活動中。昔カメラにハマっていた時期があり、当時はポラロイドカメラ1台・アナログカメラ2台・デジタルカメラ1台を所持していたこともあるが、今はもっぱらiPhone派になってしまった。

ポラロイドとチェキの違いは?

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ここ数年、インスタントカメラの人気が高まってきていますよね。インスタントカメラとは、写真のフィルムをその場で現像できる機能を個別に持っているカメラのことで、「ポラロイド」や「チェキ」などが代表的。この記事では、そんな2つのカメラの違いについて見ていきます。

違い1.製造メーカー

「ポラロイド」は一般的に、アメリカポラロイド社が製造していたインスタントカメラのことを指します。ポラロイド社は2000年代に経営破綻し一旦生産を中止しますが、その後ポラロイド社を買収をした会社やグループにより、ポラロイドブランドのカメラ関連製品は製造・販売されるようになりました。

そして、「チェキ」日本富士フィルム株式会社による「instax」というシリーズのカメラの愛称です。このinstaxシリーズの中で、2000年代初頭にブームとなった「instax mini 7」というシリーズが「チェキポップ」という愛称とともに普及しました。その後、一般的にはこのシリーズのカメラのことを「チェキ」と呼ばれるようになっていったようです。

「ポラロイド」ポラロイド社が作ったインスタントカメラのことを指し、「チェキ」富士フィルム「instax」シリーズのインスタントカメラのことを指して言うことが一般的のようですね。

違い2.フィルムのサイズ

「ポラロイド」と「チェキ」は同じフィルムを使うのでしょうか?実は、全く違うフィルムを使います。

ポラロイドに使用するフィルムの規格は横8.8cm×縦10.8cm。写真部分はスクエアの形に近いフィルムです。現像時間はカラーの場合約10〜15分モノクロの場合は5〜10分と、ある程度の時間を要します。

チェキに使用するフィルムは一部スクエア型・ワイド型もありますが、一般的な規格は横5.4cm×縦8.5cm。写真部分は長方形で、写真全体は大体名刺サイズと言っていいでしょう。チェキのフィルムは、白のフレームだけではなく、様々なカラーやデザインのものもあります。現像時間は約90秒。気温などによって変動はしますが、ポラロイドのフィルムに比べるととてもスピーディですよね。

違い3.価格帯と販売経路

ポラロイド社製のカメラはもう生産中止となっているため新品を手に入れることは難しく、現在流通しているのはほぼ中古品です。中古カメラを取り扱う専門店か、フリーマーケットサイト・オークションサイトなどで入手できますが、価格は大体約20,000円くらいから、中には10万円以上するものも

しかし現在はポラロイド社を買収した企業やグループなどにより、新しいシリーズも出されています。こちらは約20,000〜30,000円くらいの価格帯で販売されており、ネットや一部の家電量販店・カメラ専門店などで購入できるようです。

一方、チェキは常に新しいシリーズが出されており、価格帯は約10,000円前後から。ネットや家電量販店・カメラ専門店はもちろん、一部の大型総合ディスカウントストアでも取り扱いがあったりするようですので、ポラロイドよりも比較的手に入れやすいのではないでしょうか。

\次のページで「どっちがおすすめ?」を解説!/

ちなみにポラロイドのフィルムは、価格は8枚入りで約3,000円前後。一度生産が中止されましたが、「The Impossible Project」としてフィルムの開発・生産が復活しました。

チェキのフィルムは、一般的には白のフレーム10枚入りが約700〜800円前後。カラーやデザインが施されているものだと、内容によって変動するようですが10枚入りを約900円程度で購入できます。

どっちがおすすめ?

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ポラロイドとチェキ、どちらにも魅力がたくさんありますが、どちらが自分に合ったカメラなのか迷いますよね。どのような使い方をしたいかによって選び方も変わりますので、具体的に見ていきましょう。

気軽さ・コンパクトさ重視派はチェキ

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カメラ本体とフィルムの価格帯も比較的お手頃で入手しやすく、現像までの所要時間も短い「チェキ」は、まずは気軽にインスタントカメラを使ってみたいという方におすすめ。使い方も簡単で、初心者でもすぐに使えるようになります。

重量も、ワイドタイプを除いたほとんどの機種は約300g前後と非常に軽く、サイズも両手におさまるくらいのサイズ感なので、持ち歩いて撮影を楽しんだり、旅行のお供にもぴったりです。

じっくり撮影・本格派はポラロイド

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「SX-70」などのレトロな機種は今も根強い人気がありますね。フィルムは繊細で外的要因の影響を受けやすく、撮影手順などもやや複雑で「チェキ」と比べると操作も難しい印象ですが、それだけに味わいのある、アーティスティックな写真を撮ることができることがその醍醐味でしょう。

カメラ本体も約800g前後の重さがあって、大きさも「チェキ」と比べると大きく、折りたたんである状態でもハードカバーの本1冊くらいの重さと大きさがある感じです。そういった点を考えると、ポラロイドのカメラは撮影にじっくりこだわって楽しみたい方におすすめかもしれません。

\次のページで「他のインスタントカメラは?最新機能は?」を解説!/

他のインスタントカメラは?最新機能は?

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ポラロイドとチェキの他には、どんなインスタントカメラがあるのでしょうか?また、最新のポラロイドやチェキはデジタルの機能も搭載されるようになりました。具体的にどんな機能があるのでしょうか。以下に代表的なものをまとめましたので、ぜひ参考にされてみてください。

【インスタントカメラ】
・オーストリア ロモグラーフィシェ社の「Lomo’Instant」
・キヤノン「iNSPiC」
・タカラトミー「Pixtoss」
など

【最新のポラロイド・チェキの機能】※機種によります
Bluetooth機能によりスマートフォンと連携できる(画像の確認・シェア・録音などができるなど)
タイマー撮影機能(シェアしたい人のために2枚連写セルフタイマーができるものも)
マクロ撮影パーティモード(暗い室内での撮影に対応)、キッズモード(速い動きに対応)などがある
フラッシュの発光量を細かく設定できる
オートフォーカス機能(自動でのピント合わせ)
など

どちらもインスタントカメラだが、製造メーカーや価格帯・フィルムのサイズなどが違う

ポラロイドとチェキ、それぞれに違った良さがあります。気軽に楽しみたい日にはチェキを、アートな写真撮影をしてみたい日にはポラロイド、といった使い分けをするのもおすすめです。また、カメラの本体自体もとてもデザイン性が高くどれも魅力的なので、迷うのも楽しいですね。自分に合ったお気に入りのカメラを見つけて、ぜひカメラライフを楽しんでみてください。

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3分でわかる!ポラロイドとチェキの違いとは?どっちがおすすめ?タイプ別にカメラ好きライターがわかりやすく解説!

この記事ではポラロイドとチェキの違いについてみていきます。どちらもインスタントカメラのイメージがあるよな。違いはずばり製造メーカーと製品そのもののようですが、フィルムや価格帯など調べてみるといろいろ違いがあるみたいです。今回はポラロイドとチェキの違いを確認しながら、タイプ別のおすすめなどについても、昔カメラにハマっていたライターさやかと一緒に解説していきます。

ライター/さやか

現在、4歳の娘を育てながらライターとして活動中。昔カメラにハマっていた時期があり、当時はポラロイドカメラ1台・アナログカメラ2台・デジタルカメラ1台を所持していたこともあるが、今はもっぱらiPhone派になってしまった。

ポラロイドとチェキの違いは?

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ここ数年、インスタントカメラの人気が高まってきていますよね。インスタントカメラとは、写真のフィルムをその場で現像できる機能を個別に持っているカメラのことで、「ポラロイド」や「チェキ」などが代表的。この記事では、そんな2つのカメラの違いについて見ていきます。

違い1.製造メーカー

「ポラロイド」は一般的に、アメリカポラロイド社が製造していたインスタントカメラのことを指します。ポラロイド社は2000年代に経営破綻し一旦生産を中止しますが、その後ポラロイド社を買収をした会社やグループにより、ポラロイドブランドのカメラ関連製品は製造・販売されるようになりました。

そして、「チェキ」日本富士フィルム株式会社による「instax」というシリーズのカメラの愛称です。このinstaxシリーズの中で、2000年代初頭にブームとなった「instax mini 7」というシリーズが「チェキポップ」という愛称とともに普及しました。その後、一般的にはこのシリーズのカメラのことを「チェキ」と呼ばれるようになっていったようです。

「ポラロイド」ポラロイド社が作ったインスタントカメラのことを指し、「チェキ」富士フィルム「instax」シリーズのインスタントカメラのことを指して言うことが一般的のようですね。

違い2.フィルムのサイズ

「ポラロイド」と「チェキ」は同じフィルムを使うのでしょうか?実は、全く違うフィルムを使います。

ポラロイドに使用するフィルムの規格は横8.8cm×縦10.8cm。写真部分はスクエアの形に近いフィルムです。現像時間はカラーの場合約10〜15分モノクロの場合は5〜10分と、ある程度の時間を要します。

チェキに使用するフィルムは一部スクエア型・ワイド型もありますが、一般的な規格は横5.4cm×縦8.5cm。写真部分は長方形で、写真全体は大体名刺サイズと言っていいでしょう。チェキのフィルムは、白のフレームだけではなく、様々なカラーやデザインのものもあります。現像時間は約90秒。気温などによって変動はしますが、ポラロイドのフィルムに比べるととてもスピーディですよね。

違い3.価格帯と販売経路

ポラロイド社製のカメラはもう生産中止となっているため新品を手に入れることは難しく、現在流通しているのはほぼ中古品です。中古カメラを取り扱う専門店か、フリーマーケットサイト・オークションサイトなどで入手できますが、価格は大体約20,000円くらいから、中には10万円以上するものも

しかし現在はポラロイド社を買収した企業やグループなどにより、新しいシリーズも出されています。こちらは約20,000〜30,000円くらいの価格帯で販売されており、ネットや一部の家電量販店・カメラ専門店などで購入できるようです。

一方、チェキは常に新しいシリーズが出されており、価格帯は約10,000円前後から。ネットや家電量販店・カメラ専門店はもちろん、一部の大型総合ディスカウントストアでも取り扱いがあったりするようですので、ポラロイドよりも比較的手に入れやすいのではないでしょうか。

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