簡単に分かる「菩提寺」と「檀家」の違い!「檀那寺」との違いも院卒日本語教師が分かりやすく解説
「檀那寺」:その家が檀家となって属している寺
「檀那寺」は「その家が檀家となって属している寺」という意味の言葉です。これだけ読むと「菩提寺」と同じでは?…と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
「菩提寺」も「檀那寺」も、通常はどちらも先祖代々のお墓や位牌があり、仏事全般を依頼する先のお寺である点は共通しています。ただ、「檀那寺」の方には「お布施などを渡し経済的に寺を支えている」という意味の方が重いのです。仮に先祖代々のお墓がなくともそのお寺に所属し、お布施を納めていれば「檀家」とみなされ、そのお寺はその人の「檀那寺」ということになります。お布施などを渡しておらずお墓や位牌があるだけ…という場合は「菩提寺」というわけですね。
ただ、「菩提寺」と「檀那寺」の意味は厳密に区別しないことも多いので、知識として頭の片隅に入れておくだけで十分でしょう。
「菩提寺」や「檀那寺」が大事になるときって…?
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では、「菩提寺」や「檀那寺」が大事になるときはいつでしょうか。何度か書いていますが、葬儀や法事のときです。自身の家族に「菩提寺」や「檀那寺」がある場合、そのお寺に必ず依頼し執り行ってもらいましょう。
「菩提寺」や「檀那寺」の存在を把握しておらず、全く違う宗派のお寺に葬儀を頼み、先祖代々のお墓に納骨ができなくなってしまった…というトラブルもあるのです。気をつけましょう。
「菩提寺」と「檀家」、あなたはどこ?どこの?
今回は「菩提寺」と「檀家」の違いや、「檀那寺」について解説しました。どれも家族や親族の葬儀や法事の時に大切になってくる言葉です。あなたの「菩提寺」や「檀那寺」はどこなのか、あなたはどのお寺の「檀家」になっているのか、その時が来る前に確認しておきましょう。



