今回はおりものシートとナプキンの違いについて解説します。どちらも女性の下着の衛生管理に使われ、女性にとっては馴染み深いものかもしれませんね。これらは似たような役割を持っているが、実際には大きな違いがある。今回はそんな女性にとって欠かせないアイテムの違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの篠崎まおと一緒に解説していきます。

ライター/篠崎まお

漢字と慣用句が好きな文学部卒ライター。趣味はSNSを眺めることと料理。今まで得てきた知識をもとに、わかりやすい情報をお届けする。

1.定義の違い

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おりものシートとナプキンは似ていますが、使用する用途が大きく違います。なかなか他人に聞けない悩みなので、実際にどう使い分けているのか疑問を持っている方も多いかもしれませんね。まずは定義の違いをそれぞれみていきましょう。

おりものシート:おりものや少なめの血液を吸収する

おりものシートはパンティライナーとも呼ばれ、女性の下着に貼って使用します。おりものや尿もれ、生理前後の少なめの血液を吸収するためのアイテムです。ナプキンと同様に、不快感を軽減し、下着を清潔に保つために使用します。一般的には薄く小型で、形状は細長い楕円形。通気性のある素材で作られていることが多く、使い捨てタイプのものが主流です。

ナプキン:生理の血液を吸収する

ナプキンは女性の生理のときに使用されるアイテムで、生理の血液を吸収するために使われます。使い捨てタイプが主流で、細長い楕円形か長方形です。不快感を軽減し、下着を清潔に保ってもれを防ぐために使用されます。サイズや形状、吸収量はメーカーや製品によって様々です。

2.使用方法の違い

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ここまで定義を確認してきましたが、実際どのようなタイミングで使用し、交換しているのでしょうか。ここからはそれぞれの使用方法を解説していきます。

おりものシート:下着を汚したくないとき

おりものシートは生理中以外はいつでも使えて、下着に貼り、使い終わったら捨てます。大量の血液は吸収できないので、生理中はナプキンを使うようにしましょう。

下着を汚したくなくて毎日使用する人や、突然の血液のもれが不安で生理前後だけ使用する人など、使い方は人それぞれです。通常1日中使うことはできますが、衛生的にはよくないのでトイレのたびに貼り替えるのが理想とされています。

\次のページで「ナプキン:生理中」を解説!/

ナプキン:生理中

ナプキンは生理中に使用するもので、下着に貼り付けて使い終わったら捨てます。ナプキンが貼りやすくなっている、生理用の下着を着用している人も多いかもしれませんね。交換時間には個人差がありますが、2〜3時間ほどで交換するのが理想的です。血液の量には個人差があるので、もれる前に交換しましょう。

3.種類の違い

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おりものシートとナプキンには様々な種類があります。たくさんの種類を使い分けている人もいるかもしれませんね。ここからは機能面や好みなどで選べる様々なタイプを紹介していくので、ぜひ売り場で見かけたときには手に取ってみてください。

おりものシート:2枚重ねや香りつきのタイプなど

おりものシートの中にも種類がたくさんあり、下着や気分に合わせて選ぶことができます。便利な機能や特徴があるものを、下記にまとめました。

・2枚重ねのタイプ
→2枚重ねになっており、1枚が汚れたときにはがして使えます。荷物も少なくなり、すぐ交換できるので手間がかかりません。
・香りつきのタイプ
→アロマなどの香りがついているもので、トイレの時間をリラックスさせてくれます。
・布タイプ
→肌が弱い方におすすめな布製のおりものシートです。使い捨てではなく、洗濯して何度も使い回すことができます。
・トイレに流せるタイプ
→トイレに流せるので、手間がかからず処理が楽です。
・消臭、抗菌機能付き
→雑菌の繁殖を防いでくれ、気になる匂いをシャットアウトしてくれる効果があります。

ナプキン:昼用や夜用のタイプなど

ナプキンにもたくさんの種類があり、羽つき・羽なしで迷う人もいるのではないでしょうか。羽つきは激しく動くとき、羽なしは量も少なめであまり動かないときに向いています。そのほかの種類も下記にまとめてみました。

\次のページで「自分の体や好みに合うものを探そう!」を解説!/

・昼用
→長さは普通〜長いタイプ。20㎝〜27㎝の長さが一般的です。こまめに交換できるタイミングや血液の量が少ないときなど、長時間使用しないときに向いています。
・夜用
→血液の多いときや睡眠時などにおすすめ。一般的に29㎝〜40㎝のものが売っています。長時間着用してももれにくく、ズレにくいのも特徴です。
・天然素材を使用しているタイプ
→肌の弱い方や、蒸れが気になる方におすすめのタイプ。肌への負担は少ないですが、吸収力がやや劣るのでこまめな交換が必要です。
・スリムタイプ
→一般的なナプキンより、スリムでかさばりません。ゴワゴワした感じがなく快適で、持ち運びにも便利です。

自分の体や好みに合うものを探そう!

今回はおりものシートとナプキンの違いを解説しました。1番の違いは、普段使いするものか生理中に使用するものかというところですね。女性である以上、おりものや生理に関しては様々な悩みがあると思います。自分の体や好みに合ったものを探すことで、快適に過ごすことができるのではないでしょうか。近くのスーパーや薬局に立ち寄った際、ぜひお気に入りを見つけてみてください。

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簡単でわかりやすい!おりものシートとナプキンの違い!昼用と夜用の違いも雑学好きライターが詳しく解説

今回はおりものシートとナプキンの違いについて解説します。どちらも女性の下着の衛生管理に使われ、女性にとっては馴染み深いものかもしれませんね。これらは似たような役割を持っているが、実際には大きな違いがある。今回はそんな女性にとって欠かせないアイテムの違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの篠崎まおと一緒に解説していきます。

ライター/篠崎まお

漢字と慣用句が好きな文学部卒ライター。趣味はSNSを眺めることと料理。今まで得てきた知識をもとに、わかりやすい情報をお届けする。

1.定義の違い

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おりものシートとナプキンは似ていますが、使用する用途が大きく違います。なかなか他人に聞けない悩みなので、実際にどう使い分けているのか疑問を持っている方も多いかもしれませんね。まずは定義の違いをそれぞれみていきましょう。

おりものシート:おりものや少なめの血液を吸収する

おりものシートはパンティライナーとも呼ばれ、女性の下着に貼って使用します。おりものや尿もれ、生理前後の少なめの血液を吸収するためのアイテムです。ナプキンと同様に、不快感を軽減し、下着を清潔に保つために使用します。一般的には薄く小型で、形状は細長い楕円形。通気性のある素材で作られていることが多く、使い捨てタイプのものが主流です。

ナプキン:生理の血液を吸収する

ナプキンは女性の生理のときに使用されるアイテムで、生理の血液を吸収するために使われます。使い捨てタイプが主流で、細長い楕円形か長方形です。不快感を軽減し、下着を清潔に保ってもれを防ぐために使用されます。サイズや形状、吸収量はメーカーや製品によって様々です。

2.使用方法の違い

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ここまで定義を確認してきましたが、実際どのようなタイミングで使用し、交換しているのでしょうか。ここからはそれぞれの使用方法を解説していきます。

おりものシート:下着を汚したくないとき

おりものシートは生理中以外はいつでも使えて、下着に貼り、使い終わったら捨てます。大量の血液は吸収できないので、生理中はナプキンを使うようにしましょう。

下着を汚したくなくて毎日使用する人や、突然の血液のもれが不安で生理前後だけ使用する人など、使い方は人それぞれです。通常1日中使うことはできますが、衛生的にはよくないのでトイレのたびに貼り替えるのが理想とされています。

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