この記事では内部ストレージと外部ストレージの違いについてみていきます。どちらもパソコンやスマホなどの端末のデータ保存領域の種類を表す言葉ですが、それぞれ異なる特徴をもっている。今回はそんな内部ストレージと外部ストレージの違いを、AndroidでSDカードを使用する方法とあわせて、読書家WEBライターのハヤカワと一緒に解説していきます。

ライター/ハヤカワ

学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。

内部ストレージと外部ストレージの違いとは?

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内部ストレージと外部ストレージは、どちらもパソコンやスマホなどの端末のデータ保存領域の種類を表す言葉です。しかしそれぞれ異なる特徴をもっているため、この機会に違いについて確認しておきましょう。

\次のページで「その1.内部ストレージとは?」を解説!/

その1.内部ストレージとは?

内部ストレージとは、パソコン・スマホなどの端末に内蔵されているストレージ(データ保存領域)を表す言葉です。パソコンの場合はPC筐体の中に搭載されているHDD・SSDといったデータ記憶用パーツのことを指し、スマホでは元々デバイス内に搭載されたフラッシュメモリのことを指します。

内部ストレージ・外部ストレージという言葉は、パソコン・スマホなどの端末に関する言葉として使われていますが、パソコンの場合・スマホの場合でそれぞれ表す意味が少し異なる点に注意しましょう。内部ストレージは端末本体に内蔵されているため、外部ストレージと違い基本的に交換することが難しく、交換する際は端末を分解する必要があります

その2.外部ストレージとは?

外部ストレージとは、パソコンやスマホなどの端末に外部からケーブルなどを通して接続するストレージを表す言葉です。パソコンの場合は外付けHDD・外付けSSD・USBメモリなどのことを指し、スマホやタブレットの場合はSDカード・microSDカードなどのことを指します。

端末に内蔵されているのではなく、外部から取り付けるという特徴に注意して覚えておきましょう。こちらは内部ストレージと違い、ケーブルなどを通してパソコンやスマホなどのデバイスと接続するため、着脱が簡単で交換もしやすい特徴をもっています。

\次のページで「容量不足のAndroidでSDカードを使用する方法」を解説!/

容量不足のAndroidでSDカードを使用する方法

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Androidスマホは端末にmicroSDカードを挿すことで、microSDカードを追加の内部ストレージや外部ストレージとして利用することができます。Androidスマホを使っていて容量不足に陥っているという方は、こちらの方法についても確認しておくことで容量不足を解消することが可能です。実際の方法について確認していきましょう。

その1.内部ストレージとして使用するか外部ストレージとして使用するか選ぶ

AndroidスマホにmicroSDカードを挿入すると、SDカードを内部ストレージとして使用するか、外部ストレージとして使用するか選択肢が表示されます。内部ストレージとして使用するを選択した場合は、microSDカードが新しい内部ストレージとして認識され、写真・動画・音楽などのデータの保存に加えてアプリの保存先としても利用が可能です。

内部ストレージとして使用するを選択した場合は、以降使ったmicroSDカードが端末専用のものと認識されてしまうため、他の端末で利用することができなくなってしまう点に注意しましょう。対して外部ストレージとして使用するを選択した場合は、アプリの保存先としては利用できないものの、写真・動画・音楽などのデータの保存が可能です。

その2.SDカードの使用状況を確認する

最後にSDカードの使用状況を確認し、SDカードが正しく端末側に認識されているか確認しておきましょう。スマホの「設定」を開き、「ストレージ」を選択。SDカードが正しく認識されている場合は、ストレージの画面上にSDカードの項目が追加されています。こちらもしっかりと確認しておきましょう。

SDカードの内部ストレージ化のデメリットについて

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SDカードを内部ストレージ化して使う場合、いくつかデメリットがあるため、こちらも事前に確認しておきましょう。

その1.SDカードが初期化される

AndroidスマホなどでSDカードを追加の内部ストレージとして使用する場合、SDカードが初期化(フォーマット)されます。このため使用するSDカードの中になにかデータが入っていた場合、そのデータは削除されてしまうため注意しましょう。

SDカードを追加の内部ストレージとして使用する場合は、データが何も入っていない空のSDカードを使用することが大切です。必ず事前にSDカード内になにか大切なデータが入っていないか確認しておきましょう。

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その2.内部ストレージ化すると他のデバイスで使えなくなる

AndroidスマホなどでSDカードを追加の内部ストレージとして使用する場合、使用したSDカードは以降ほかのデバイスでは使用することができません。あとからパソコンなどと接続しても、SDカードの中身を確認したり移行することができないため注意しましょう。

その3.動作が遅くなる

Android端末本体のもともとの内部ストレージと比較して、SDカードはデータの読み書き速度が遅く、アプリなどをSDカードに保存した場合は動作が遅くなってしまうことがあります。動作の遅延の原因となってしまう可能性があるため、こちらの点についても確認しておきましょう。

その4.データの復元が難しくなる

SDカードはデータの復元にも対応していないため、故障してしまった場合はデータを元に戻すことが困難です。SDカードはもともと故障しやすいアイテムでもあるため、業務上の書類データなど消えてはいけない重要なデータの保存にはあまり向かない点にも注意しておきましょう。

内部ストレージは端末に内蔵されたもので外部ストレージは取り外し可能なもの!

この記事では内部ストレージと外部ストレージの違いを説明しました。内部ストレージはパソコンやスマホなどの端末に内蔵されたストレージを表し、外部ストレージはケーブルなどを通してパソコンやスマホなどの端末に接続して利用するストレージです。内部ストレージは交換が難しく、外部ストレージは交換しやすい特徴ももっています。

またAndroidスマホではSDカードを追加の内部ストレージ・外部ストレージとして利用することが可能です。単純にデータ容量を増やしたいなら外部ストレージ、写真や動画などの通常のデータに加えてアプリの保存先としても使いたい場合は内部ストレージを選択しましょう。今回の記事が皆さんの参考になっていれば幸いです。

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雑学

3分で簡単にわかる!内部ストレージと外部ストレージの違いとは?AndroidでSDカードを使用する方法も読書家ライターがわかりやすく解説!

この記事では内部ストレージと外部ストレージの違いについてみていきます。どちらもパソコンやスマホなどの端末のデータ保存領域の種類を表す言葉ですが、それぞれ異なる特徴をもっている。今回はそんな内部ストレージと外部ストレージの違いを、AndroidでSDカードを使用する方法とあわせて、読書家WEBライターのハヤカワと一緒に解説していきます。

ライター/ハヤカワ

学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。

内部ストレージと外部ストレージの違いとは?

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内部ストレージと外部ストレージは、どちらもパソコンやスマホなどの端末のデータ保存領域の種類を表す言葉です。しかしそれぞれ異なる特徴をもっているため、この機会に違いについて確認しておきましょう。

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