簡単で分かりやすい!メンタームとメンソレータムの違いとは?似てる理由ってあるの?雑学好きライターが詳しく解説
今回はそんなメンタームとメンソレータムの違いや歴史などについて、雑学好きライターのミサキと一緒に解説していきます。
ライター/ミサキ
おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。メンタームとメンソレータムがなぜあるのかは幼いころから知っていた。
違い1.製造会社
メンタームとメンソレータムでは製造会社が違います。メンタームは近江(おうみ)兄弟社、メンソレータムはロート製薬です。
メンタームの近江兄弟社は、メンタームから展開した保湿製品に主力を置いています。地域の福祉活動や教育活動にも力を入れている、地域密着型の会社です。ロート製薬は、”製薬”というだけあり、飲み薬や塗り薬などを主力としています。大学との共同研究など日本や世界など広い視野で活動しているようです。
メンタームとメンソレータムは、見た目はそっくりでも全く違う会社が製造しています。会社が地域貢献しているかどうかで、どちらにするか決めている方もいるようです。
違い2.値段
メンタームとメンソレータムでは、メンタームのほうが比較的安価です。スタンダードな軟膏の定価で比較すると、メンターム85g968円、メンソレータム75g990円となっています。容量と値段ともにメンタームのほうがお手頃ですね。
しかし、メンタームもメンソレータムも、ネットショップよりお店で買う方がお得に手に入れられるようです。お店によって値段が前後する可能性もあります。値段でどちらを買うのか決めるなら、その場で比較して購入することがおすすめです。
違い3.成分
メンタームとメンソレータムの有効成分は、どちらも同じです。dl-カンフル、l-メントール、ユーカリ油で鎮痛作用や清涼感があり、疼痛に効果が認められています。含まれる割合もメンタームとメンソレータムどちらもほぼ同じです。
メンタームとメンソレータムでは添加物が違います。メンソレータムは、黄色ワセリン・サリチル酸メチル・テレビン油・酸化チタンです。メンタームにはメンソレータムの4種類に加えて、白色ワセリン・パラフィンが含まれています。詳しい成分の割合はわかりませんが、どちらも主な成分はワセリンでしょう。添加物の成分は主に肌に良いものや保湿効果のあるもので構成されています。
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