
3分でわかる医師と医者の違いとは?ニュアンスや使い分け、似た関係性の言葉も日本語大好きライターがわかりやすく解説

ライター/れおな=007
会社員として勤務する傍ら執筆活動を続けるWEBライター。言葉の意味から暮らしの知恵まで、雑学に対する好奇心は人一倍。日常の素朴な疑問を「独特の切り口かつわかりやすい表現で」をモットーに、日々執筆スキルを研鑽中。
まずはざっくりと、医師と医者の違いとは?
医師と医者の言葉の違いについて、考えたことはありますか。どちらも日常会話で耳にする言葉ではありますが、どのように使い分けられているのでしょうか。まずはざっくりとした両者の意味について比較してみていきましょう。
医師:医師法に基づき医療及び保健指導に携わる人

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医師法に基づき医療及び保健指導に携わる人を医師といい、免許を持っていないと医師を名乗ることはできません。つまり医師は免許に基づく国家資格で、資格取得後も2年に1回届ける必要があります。
第一条 医師は、医療及び保健指導を掌ることによつて公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。
(中略)
第二条 医師になろうとする者は、医師国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければならない。
(参照:医師法 | e-Gov法令検索)
医者:医療行為を行なう者
医者とは医療行為を行なう者を意味する言葉で、一般的には医師を口語表現で言い換えたものです。つまり医者とは医師に比べて、資格というより職業というニュアンスの強い言葉と考えられます。
医者(いしゃ)
職業として医療行為を行なう者。医師の平易な口語的表現。
(参照:医者とは – わかりやすく解説 Weblio辞書)
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