3分で簡単にわかる「継承」と「承継」の違い!事業を引き継ぐときはどちらが正しい?成功させるポイントもビジネス文書熟練者が詳しく解説!
要素その3:知的財産を「承継」する
事業「承継」では知的財産も受け継ぎます。知的財産とは、経営理念や特許、ノウハウ、技術、人脈といった無形の資産です。これら知的財産は、事業を今後もうまくいかせるために必要なものばかり。知的財産の引き継ぎには時間がかかるものが多くありますが、経営者はもれなく後継者へと受け継ぐことが重要です。
事業「承継」の後継者選びにおける3つの選択肢
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事業「承継」を成功させ、今後も事業を一貫してうまく運営させるためには、後継者選びが重要です。ここでは、後継者選びにおける3つの選択肢を紹介します。
選択肢その1:親族内「承継」
親族内「承継」とは、子どもや兄弟などの親族に事業を受け継いでもらう方法です。親族内「承継」は、中小企業によく見られます。親族であれば、事業「承継」に関する話し合いが十分にできるため、事業「承継」の失敗が少ないといえるでしょう。
一方で、経営者が親族への事業「承継」を断るケースや、親族が事業を受け継ぐことを断るケースも存在します。そのような場合には、次に説明する社内「承継」という方法を検討するとよいでしょう。
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選択肢その2:社内「承継」
社内「承継」とは、自社の役員や社員に事業を受け継いでもらう方法です。親族に「承継」を断られた場合や、親族以上に任せられる後継者が社内にいる場合に、社内「承継」が選択されます。社内「承継」では、社内にいた人間が後継者になるため、会社や事業に関してよく理解していることが多いです。そのため、親族内「承継」よりも、スムーズに「承継」がすすむこともあります。
選択肢その3:M&A
M&Aとは、自社を他社に買い取ってもらい、他社の下で事業を継続させていく方法です。親族内「承継」や社内「承継」でよい後継者がいない場合や、M&Aをすることにより事業がより発展する場合などにM&Aが選択されます。M&Aの場合、他社の現経営者が後継者になるケースが多いため、安定した経営への信頼度は高いといえるでしょう。
事業「承継」を成功させる!ポイント3選
ここまで、事業「承継」を成功させるには後継者が大切であることを説明しました。ここでは、事業「承継」を成功させるためのポイントを、後継者選定以外で3つ紹介します。
ポイントその1:情報漏えい防止の徹底
事業「承継」を行う場合、情報漏えいには十分気をつけましょう。とくにM&Aで事業「承継」する場合には大切な要素です。情報漏えいが起こると、たとえば以下のようなことが想定されます。
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