この記事ではナショナルとパナソニックの違いについてみていきます。どちらも松下幸之助氏が創業した会社「松下電器」で、「ナショナル」はかつて家電製品を生産していたメーカーですが、現在は「パナソニック」に統合されるなど、この二つはとても関わりが深いぞ。
今回はそんな日本を代表する家電メーカーであるこの2社の違いを、歴史背景や代表商品、サービスなどについて、家電大好きライターいずなんと一緒に解説していきます。

ライター/いずなん

新作の家電が発売になると、すぐに店頭で試しにいくほど家電が好き。中でもパナソニック製品がお気に入りで、愛用中。大好きなパナソニックについて徹底リサーチして、詳しく解説する。

ナショナルとパナソニックの違いとは

image by iStockphoto

ナショナルとパナソニックは同じ松下電器のブランド名です。松下電器が初めてアメリカに音響機器を輸出する際、アメリカにすでに有名な会社があったため、「ナショナル」のブランド名は北米では使えませんでした。そのため、海外向けに「パナソニック」というブランド名が誕生したのです。

ナショナルはかつて家電製品を生産していたメーカー

ナショナルはかつて、日本を代表する家電製品メーカーであり、テレビやエアコンなど様々な製品を手がけていました。1954年にテレビを発売して以降、1960年代から1980年代にかけて、エアコンや洗濯機などの家庭用家電分野で成功。

しかし、2004年にパナソニックに吸収合併され、以降はパナソニックグループの一員として家電製品を提供し続けています。2008年には、社名をパナソニックに変更し、同時に家電事業のブランド名もナショナルからパナソニックに統一されました。

パナソニックは総合家電メーカー

パナソニックは、日本を代表する総合家電メーカーです。家電以外にも、自動車や電池、エネルギー関連事業など、多岐にわたる事業を展開しています。

特に、テレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電製品では高いシェアを誇っており、海外でも有名なブランドです。家庭用エアコンの市場シェアは2019年には日本国内でトップシェアを獲得。自動車用バッテリー市場でも世界一のシェアを誇っています。多様化するユーザーのニーズに応えるため、パナソニックはグローバルな視野で事業を展開しているのです。

ナショナルとパナソニックの関係性

ナショナルはパナソニックの前身企業の一つであり、現在はパナソニックのブランド名として使用されています。ナショナルとパナソニックは、共に日本の家電メーカーであり、同じ創業者である松下幸之助氏が創業した会社です。

パナソニックは1961年に社名を松下電器産業株式会社から現在のパナソニック株式会社に変更しましたが、ナショナルはブランド名として残りました。ナショナルはパナソニックグループの一員であり、パナソニックグループの一翼を担っているとされています。

\次のページで「歴史的な背景による違い」を解説!/

歴史的な背景による違い

image by iStockphoto

ナショナルとパナソニックの関係性を深く知るためには、その歴史背景を詳しく見る必要があります。ここでは、2つの歴史についてそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

ナショナルはラジオ事業

ナショナルは、1932年に国内初の家庭用ラジオ「国民無線」を発売。それから、ラジオが家庭に普及し始め、大衆文化の象徴となりました。

当初は無線通信機器や電球の製造に注力していましたが、やがてラジオの生産に専念。その中でも、特に有名な製品が「ナショナル・パンダ」というラジオでした。この製品はパンダのような黒と白の柄が特徴で、若者たちから大変な人気を博しました。1950年代には、自動車用ラジオやテレビジョンなどの新しい技術も積極的に開発するようになります。

パナソニックは電球事業

パナソニックは、1918年に創業した当初から電球事業に進出しています。当時はまだ電気が普及しておらず、電球は一般家庭でも必要な製品でした。そのため、電球事業はパナソニックにとって非常に重要な事業で、最初に取り組んだのは白熱電球。その後、蛍光灯やLEDなどの製品にも進出し、現在では世界中で使用されており、高品質な製品は消費者から高い評価を得ています。

商品やサービスの違い

image by iStockphoto

ここからは、ナショナルとパナソニックの代表する商品やサービスについて具体的に見ていきましょう。

\次のページで「ナショナルの商品やサービス」を解説!/

ナショナルの商品やサービス

ナショナルはかつて家電製品を主に生産していましたが、現在はパナソニックの一部門として、主に照明器具、電子レンジ、エアコン、衣類乾燥機、衛生陶器などに限定して生産。他にも、電気設備工事業、建設資材事業、産業用エアコン事業などを手掛けています。

パナソニックの商品やサービス

パナソニックは、テレビや洗濯機、エアコン、冷蔵庫、照明器具などの家電製品を生産しています。他には、電池、太陽光発電システム、EV充電器などのエネルギーソリューション、プロジェクターやビデオカメラなどの映像機器。さらに、ビジネス向けのプリンターやコピー機、防犯カメラなどのセキュリティシステムなど、多岐にわたる商品やサービスを提供しています。

ナショナルとパナソニックの違いを理解して、製品選びを楽しもう

かつては家電製品の生産で知られたナショナルと、総合家電メーカーとして多岐にわたる分野で展開するパナソニック。それぞれの商品やサービスにも差異があり、消費者はそれぞれのメーカーから提供される付加価値を見極める必要があります。これらの違いを理解することで、より良い製品やサービス選びを楽しみましょう。

" /> 簡単で分かりやすい!ナショナルとパナソニックの違いとは?関係性や歴史的背景・商品・サービスも家電大好きライターが詳しく解説 – Study-Z
雑学

簡単で分かりやすい!ナショナルとパナソニックの違いとは?関係性や歴史的背景・商品・サービスも家電大好きライターが詳しく解説

この記事ではナショナルとパナソニックの違いについてみていきます。どちらも松下幸之助氏が創業した会社「松下電器」で、「ナショナル」はかつて家電製品を生産していたメーカーですが、現在は「パナソニック」に統合されるなど、この二つはとても関わりが深いぞ。
今回はそんな日本を代表する家電メーカーであるこの2社の違いを、歴史背景や代表商品、サービスなどについて、家電大好きライターいずなんと一緒に解説していきます。

ライター/いずなん

新作の家電が発売になると、すぐに店頭で試しにいくほど家電が好き。中でもパナソニック製品がお気に入りで、愛用中。大好きなパナソニックについて徹底リサーチして、詳しく解説する。

ナショナルとパナソニックの違いとは

image by iStockphoto

ナショナルとパナソニックは同じ松下電器のブランド名です。松下電器が初めてアメリカに音響機器を輸出する際、アメリカにすでに有名な会社があったため、「ナショナル」のブランド名は北米では使えませんでした。そのため、海外向けに「パナソニック」というブランド名が誕生したのです。

ナショナルはかつて家電製品を生産していたメーカー

ナショナルはかつて、日本を代表する家電製品メーカーであり、テレビやエアコンなど様々な製品を手がけていました。1954年にテレビを発売して以降、1960年代から1980年代にかけて、エアコンや洗濯機などの家庭用家電分野で成功。

しかし、2004年にパナソニックに吸収合併され、以降はパナソニックグループの一員として家電製品を提供し続けています。2008年には、社名をパナソニックに変更し、同時に家電事業のブランド名もナショナルからパナソニックに統一されました。

パナソニックは総合家電メーカー

パナソニックは、日本を代表する総合家電メーカーです。家電以外にも、自動車や電池、エネルギー関連事業など、多岐にわたる事業を展開しています。

特に、テレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電製品では高いシェアを誇っており、海外でも有名なブランドです。家庭用エアコンの市場シェアは2019年には日本国内でトップシェアを獲得。自動車用バッテリー市場でも世界一のシェアを誇っています。多様化するユーザーのニーズに応えるため、パナソニックはグローバルな視野で事業を展開しているのです。

ナショナルとパナソニックの関係性

ナショナルはパナソニックの前身企業の一つであり、現在はパナソニックのブランド名として使用されています。ナショナルとパナソニックは、共に日本の家電メーカーであり、同じ創業者である松下幸之助氏が創業した会社です。

パナソニックは1961年に社名を松下電器産業株式会社から現在のパナソニック株式会社に変更しましたが、ナショナルはブランド名として残りました。ナショナルはパナソニックグループの一員であり、パナソニックグループの一翼を担っているとされています。

\次のページで「歴史的な背景による違い」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: