現代ではお馴染みとなった言葉「仮想通貨」。
しかしそれと同じくらい耳にする言葉が「暗号通貨」ですが、両者の違いを知っている人は少ないんじゃないか。
今回は「仮想通貨」と「暗号通貨」の違いについて、雑学好きライターのおおつけと一緒に解説していきます。

ライター/おおつけ

現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。

仮想通貨と暗号通貨の違い

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ドルや日本円と同じように、送金や売買に使用できる電子上の通貨が「仮想通貨」です。しかし近年では「暗号通貨」という呼称も広まってきました。ここではまず「仮想通貨」と「暗号通貨」の違いについて解説していきます。

呼び方が違うだけで意味は同じ

結論から言えば、「仮想通貨」と「暗号通貨」は呼び方が違うだけで同じものです。元々海外では「Crypto Currency」であり、「暗号資産」が直訳。しかし日本では「仮想通貨」という呼称が最初に知名度を得たことで、「仮想通貨」も一般的な呼称となっています。「暗号通貨」は「暗号資産」と「仮想通貨」が混ざり合った表記と言えますね。

正式には暗号資産

2018年に金融庁は「仮想通貨」や「暗号通貨」と言った呼称を「暗号資産」に改めると発表し、2020年より正式に施行されました。よって公的な書類や機関においては「暗号資産」と呼ぶことが義務付けられています。なおプライベートな場などで呼称する分にはどの呼称でも問題ありません。

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なぜ正式名称が暗号資産となったのか

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「仮想通貨」と「暗号通貨」は同じものであり、正式名称は「暗号通貨」であることは解説しました。ここで気になるのはなぜ「暗号資産」を正式名称としたのかですよね。ここでは公的な場で「暗号資産」に呼称統一された理由を解説していきます。

法定通貨と混同させないため

「通貨」という名称はドルや日本円のように、法定通貨の一種と誤認される恐れがあります。法定通貨とは特定の国家や中央銀行が発行している通貨のことです。法定通貨は国や中央銀行による価値の保証がありますが、ブロックチェーン上のデータでしかない「暗号資産」はその保証がありません。

海外と呼称を合わせるため

元々「Crypto Currency」の直訳が「暗号資産」である旨は先ほど説明しましたね。同様に、諸外国であっても「Crypto Currency」を自分たちの国の言語に直訳しています。日本のみが「仮想通貨」や「暗号通貨」といった表記ゆれを起こしていると、諸外国とのやりとりにも支障をきたすため、直訳で統一しているのです。

暗号資産の歴史

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「暗号資産」はブロックチェーン上のデータでしかなく、国家や中央銀行による強制通用力(金銭債務の弁済手段として用いられる法的効力)を持っていません。しかしそんな「暗号資産」が取引に用いられるようになるまでは、資産としての信用を得るまでの紆余曲折がありました。ここではそんな「暗号資産」について解説していきます。

謎の人物の論文がスタート

「暗号資産」という概念を最初に考え出した人物は「サトシ・ナカモト」という人です。彼は「ブロックチェーン技術を使った中央管理者のいない決済システム」という論文をインターネット上で発表しました。国家や中央銀行を介さない新たな金融の形を考え出したのです。しかしこの「サトシ・ナカモト」なる人物が誰なのかは謎のままとなっています。

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ビットコインが大ブレイク

現在最も普及している「暗号資産」がビットコインです。普及しているということは資産として信用されているということですが、実はビットコインは最初の「暗号資産」。「サトシ・ナカモト」の論文に賛同した開発者たちが開発し、2009年には運用が開始されました。そして2010年代になり、ビットコインは大ブレイク、イーサリアムなど他の「暗号資産」も生まれることとなりました。

仮想通貨と暗号通貨は同じもの

ここまで「仮想通貨」と「暗号通貨」の違い、「暗号資産」に呼称統一された理由、そして「暗号資産」の歴史を紐解いてきました。なんとなく難しいイメージがある「暗号資産」について、一歩理解が進んだのではないでしょうか。

現在では「暗号資産」が無数にあり、日に日に取引の価値は乱高下しています。国家や中央銀行が価値を保証しないということは、市場原理やシステムのセキュリティがその日その日の価値を決めている資産ということです。基本的な知識を学んだうえ、無理のない範囲で「暗号資産」に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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3分で簡単にわかる仮想通貨と暗号通貨の違い!ビットコインや暗号資産の歴史も雑学好きライターがわかりやすく解説

現代ではお馴染みとなった言葉「仮想通貨」。
しかしそれと同じくらい耳にする言葉が「暗号通貨」ですが、両者の違いを知っている人は少ないんじゃないか。
今回は「仮想通貨」と「暗号通貨」の違いについて、雑学好きライターのおおつけと一緒に解説していきます。

ライター/おおつけ

現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。

仮想通貨と暗号通貨の違い

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ドルや日本円と同じように、送金や売買に使用できる電子上の通貨が「仮想通貨」です。しかし近年では「暗号通貨」という呼称も広まってきました。ここではまず「仮想通貨」と「暗号通貨」の違いについて解説していきます。

呼び方が違うだけで意味は同じ

結論から言えば、「仮想通貨」と「暗号通貨」は呼び方が違うだけで同じものです。元々海外では「Crypto Currency」であり、「暗号資産」が直訳。しかし日本では「仮想通貨」という呼称が最初に知名度を得たことで、「仮想通貨」も一般的な呼称となっています。「暗号通貨」は「暗号資産」と「仮想通貨」が混ざり合った表記と言えますね。

正式には暗号資産

2018年に金融庁は「仮想通貨」や「暗号通貨」と言った呼称を「暗号資産」に改めると発表し、2020年より正式に施行されました。よって公的な書類や機関においては「暗号資産」と呼ぶことが義務付けられています。なおプライベートな場などで呼称する分にはどの呼称でも問題ありません。

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