
3分で簡単にわかる!生もみじ饅頭ともみじ饅頭の違いとは?揚げもみじとの違いも広島県民ライターが詳しく解説

ライター/りん
保育士や塾講師、カフェ店員など様々な職を経て現在ライターとして活動している。生まれも育ちも広島県。大好きなもみじ饅頭についてわかりやすく解説していく。
生もみじ饅頭ともみじ饅頭の違いは?

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生もみじ饅頭ともみじ饅頭、名前はとても似ていますが、全く違うお菓子のこの2つ。その違いは何なのでしょうか。順番に見ていきましょう。
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生もみじ饅頭:生地がもちもちしている
生もみじ饅頭の生地は米粉を使用して作られており、もちもちとした食感の生地が特徴です。味は現在こしあん、粒あん、抹茶の3種類が販売されています。こしあんには相性の良い柚子が練り込まれており、爽やかな風味も一緒に味わうことができるでしょう。
もみじ饅頭へのお客様からの声を元に、にしき堂が10年かけて開発した看板商品の1つです。たくさんの賞も受賞しており、お土産としてもとても人気があります。
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もみじ饅頭:生地がふんわりしている

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もみじ饅頭の生地は小麦粉を使用して作られており、ふんわりふっくらとしたカステラ生地が特徴です。店ごとに素材や焼き加減のこだわりがあり、味や食感も異なります。
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揚げもみじとは?
揚げもみじとは紅葉堂が開発したもみじ饅頭を揚げたお菓子です。注文を受けてから揚げるので、揚げたて熱々を食べることができます。衣のサクッとした食感と熱々の生地のコンビネーションがたまりません。
現在販売されている味は、こしあん、クリーム、チーズ、レアチーズ、瀬戸内レモンの5種類です。串に刺して揚げられており、写真映えもするので旅行に行った時にぜひ食べて欲しいと思います。店内で座って食べることもできますし、食べ歩きにもおすすめです。本店のある宮島はもちろん、広島駅にも出店しているので近くに行かれた際には食べてみてください。
広島に旅行に行く予定はないけど食べてみたい…という方も大丈夫です。紅葉堂のオンラインショップで揚げもみじキットという商品も販売されています。店舗でも販売しているのでお土産に購入しても良いですね。
もみじ饅頭ってどんなお菓子?

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現在ではさまざまな店で販売されているもみじ饅頭ですが、元祖は高津堂というお店です。明治39年にもみじ饅頭の原型「紅葉型焼饅頭」が販売され、そこからいろいろな店へと広がっていきました。宮島の茶店を訪れた伊藤博文が店の娘の手を見て言った言葉「この紅葉のような可愛い手を食べてしまいたい。」この言葉をきっかけに開発された商品だそうです。
現在どの店でも、可愛らしいもみじの見た目とふんわりとしたカステラ生地であることは受け継がれ続けています。その基本の形から店ごとに考え抜かれた工夫がたくさん見られるので、次の項目で詳しく紹介していきましょう。
店によっていろいろな味がある
さまざまな店にもみじ饅頭が広がるにつれて、店独自の味も次々と増えてきました。こしあん、粒あん、抹茶、チョコ、クリームなどはオーソドックスな味でどの店にも大体ある味ですが、お餅、お芋、チーズ、ブルーベリー、レモン、みかんなど店によってさまざまなバリエーションの味が揃えられています。
生地も基本のカステラ生地に変わりはありませんが、素材や製法などの違いから味や食感も店によって異なっているので、いろいろな店の商品を食べてお気に入りの店や味を探すのも面白いですよ。
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