3分で簡単にわかる!ウイスキーの種類による違いとは?原料や飲み方も酒好きライターがわかりやすく解説
ライター/kuroaka
博物館・美術館好きで学芸員の資格を持つWebライター。好奇心旺盛で、雑学好き。お酒も好きで、自宅には常に10種類近くの酒がストックされている。
ウイスキーとはどんなお酒?
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ビールや日本酒・ワイン…お酒の種類はたくさんありますが、ウイスキーがどのようなお酒かご存知ですか?「ウイスキーは太りにくい」「悪酔いしにくい」そんなことを聞いたことがあるかも知れません。今回はウイスキー初心者の入り口として、ウイスキーに関する情報を幅広くお届けします。
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ウイスキーの作り方
ウイスキーの造り方を簡単に言うと「穀物を原料に蒸留をして樽で熟成させたもの」です。穀物の種類は大麦・ライ麦・小麦・トウモロコシと様々。しかしこれだけだとピンときませんよね。ウイスキーの詳しい造り方をみていきましょう。
1.仕込み:砕いた穀物とお湯を混ぜ合わせ、お粥状態にする。さらに濾過し、麦汁を作る。すると、穀物のでんぷんが糖分に変わる。
2.発酵:麦汁に酵母を加えて「発酵」させる。これでできた発酵液を「もろみ」と呼ぶ。発酵は糖分をアルコールに変えること。
3.蒸留:「もろみ」をポットスチルと呼ばれる特別な機械で加熱する。蒸発したアルコールを冷やし、凝縮させ液体に戻す。加熱→蒸発→凝縮の工程を「蒸留」といい、アルコールが約80度で沸騰する性質を利用している。
4.熟成:3.でできたものを木樽に入れて「熟成」させる。何年も寝かせることでウイスキー独特の風味が増す。また、木樽から出た成分がお酒に混ざることで無色透明から琥珀色の液体になっていく。
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