
失業保険の受給条件や手続きの方法は?

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会社との雇用関係を外れ失業した場合は雇用保険加入期間や年齢、離職理由などに応じて失業保険を受給することができますが、受給を受けるためにはいくつか条件があるようです。ここから確認していきましょう。
受給するために必要な条件
「失業状態」にあることや「ハローワークに求職の申し込みを行っていること」とあわせて、退職日以前の2年間で雇用保険加入期間が12か月以上あることが必要条件です。
ただし、突然のリストラや会社の倒産などによってやむ終えず失業した場合や、病気や出産を理由に離職せざるを得なかった者は、退職日以前の1年間で雇用保険加入期間が6か月以上であれば条件を満たすと考えられています。
受給するために必要な手続き
失業保険を受給するためには受付表や離職票の提出など、実際にハローワークに行き手続きをする必要があります。具体的な流れは以下の通りです。
1.ハローワークで求職の申し込み(離職票と受付票の提出)を行う
2.7日間(土曜日・日曜日・祝日含む)の待期期間
3.雇用保険説明会に出席
4.待期期間満了の翌日から2カ月間は給付制限があるため給付なし
5.毎月(4週間に一度)の失業認定日に出向き、その後約1週間で給付
(出典:doda「雇用保険の失業手当(失業保険)を受け取る条件と手続き)
離職票とは「雇用保険被保険者離職票」のことで、退職時に会社を介して交付の手続きを行います。また、給付金はすぐに受給することはできません。失業理由が会社都合であれば7日間の待機期間が必要。また自己都合の場合は待機期間の7日に加えて2か月の給付制限期間を設けているんだそう。
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