
ライター/yuko
工事会社勤務9年目。入社から現在まで、現場踏査や設計業務など幅広く経験。地下埋設物には少々くわしい。専門用語が飛び交う職場で自分の言葉に置き換え、理解しなおす言語化作業に日々奮闘中の現役OLライター。
雇用保険と失業保険の違いとは?

image by iStockphoto
雇用保険とは国民の生活を保障するための社会保険制度の1つ。特に雇用保険は労働者の生活や雇用の安定を目的とした保険のことです。そして雇用保険の基本手当が失業保険となっています。ここからくわしく説明していきましょう。
雇用保険:雇用に関する総合的保険制度
雇用保険とは雇用に関する総合的保険制度のことです。失業給付のほか、雇用の安定や雇用の改善、能力開発や雇用福祉事業についても助成を行っていますね。具体的には、労働者が失業して所得を得られなくなった場合の失業等給付や、育児休業給付を支給をすることと、失業の予防や労働者の能力開発や向上、労働者の福祉を増進させることを目的とした2事業を実施しています。
失業保険:雇用保険の基本手当
失業保険とは、離職をして失業状態にある者が安定した生活を送りながら再就職を果たすことを目的に支援を行う制度のこと。失業した者や教育訓練を受けている者に対して失業等給付金の支給することをさしています。
「失業状態」とは、就職をする意思があるのに職業につくことができない状態のことをさしているため、ハローワークにて実際に求職の申し込みを行っていることが必須になってきますね。
こちらの記事もおすすめ

職安とハローワークの違いとは?正式名称や使う場面も会社員ライターが簡単にわかりやすく解説
\次のページで「失業保険の受給条件や手続きの方法は?」を解説!/