この記事では関西弁と大阪弁の違いについてみていきます。どちらも方言の一つということはわかるでしょうが、細かな違いがわかる人は少ないんじゃないか。他にも方言には、京都弁、神戸弁もあって、これらは少しずつ言葉のニュアンスの違いがあるようです。今回はそんな各方言の違いを、学生時代に大阪に居住していたライターたっくんと一緒に解説していきます。

ライター/たっくん

学生時代に大阪に居住していた会社員ライター。読書が趣味で月に平均20冊を読む本の虫。言葉の知識と関西居住経験を武器に、方言の違いについて解説していく。

関西弁と大阪弁の違いとは?

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関西弁と聞いて、皆さんはどんな言葉やシーンを思い浮かべますか?お笑い芸人の方が使っている場面を見て、少しきつい言葉のイメージを持っている方もいるのではないでしょうか?似たような言葉に、大阪弁というものがあります。

この2つの言葉について、なんとなく違うことはわかるけれど、明確な違いはわからないという方が多いのではないでしょうか?実際、筆者は大阪に住んでいた経験がありますが、この違いを理解するのはとても難しいです。今回は、この2つの言葉の違いについて、具体例や実際使う人たちの特徴等も挙げつつ見ていきましょう。

関西弁は大阪に限らず、関西圏で用いられる言葉

関西弁は、文字通り大阪府に限らず京都府や兵庫県和歌山県等、関西地方といわれる都道府県で使用される言葉です。大阪弁も関西弁の中の一部なんですね。語尾に「〜やねん」等の言葉を付けることで関西弁になりますが、動詞や名詞等の単語でも関西弁と呼ばれる言葉があるのです。

具体例としては、「〜をいらう」(〜を触る)「〜をくくる」(〜を結ぶ)「かしわ」(鶏肉)「炊いたん」(お野菜等を炊いたもの)等が挙げられます。

大阪弁は関西の中でも大阪府限定で使用される言葉

大阪弁は大阪限定で使用される言葉です。大阪弁の具体例としては、「かめへん」(許す)や、「〜+さん」「〜+ちゃん」と、神社やお寺に「〜さん」を付けて呼ぶ、飴に「〜ちゃん」を付けて呼ぶことも挙げられますね。しかし、大阪居住歴が長い筆者でも、これら関西弁と大阪弁の違いを意識することはほとんどないのが実情なので注意しましょう。

\次のページで「主な使用者の特徴」を解説!/

主な使用者の特徴

ここからは関西弁と大阪弁の使用者の特徴について見ていきます。これら二つの言葉を使用する人たちはいったいどのような特徴を有しているのでしょうか。順番に見ていきましょう。

関西弁の使用者の特徴

関西弁は先に挙げた通り、京都弁や和歌山弁も含まれるので、関西地方全域に住む人が対象となっているのです。また、関西地方以外から関西に引っ越し等でやってきた方にもうつりやすい言語だと言われています。地方から関西に来た人が関西弁を使っている人の中で生活をすると、いつの間にかその人自身も関西弁を使っているということはよくありますよね。

大阪弁の使用者の特徴

大阪弁は基本的には大阪に縁のある人が使用する言葉と言われています。しかし、実は大阪人も関東に住んだり長く居たりすると標準語になってしまうことが多いんですよね。実は、大阪弁と一言で言っても、泉州弁・河内弁・摂津弁があり、大阪の住んでいる地域によって語尾が異なっていたりするなどそれぞれ特徴があるんです。

京都弁・神戸弁との違いは?

ここからは、大阪弁以外に京都弁・神戸弁についてみていきます。どちらも名前の通り、それぞれ京都と神戸で用いられる言葉のようですね。

京都弁の特徴

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京都弁は、主に京都で用いられる方言であり、近畿方言の一種です。代表的なものは「〜しはる」(〜する)を語尾に付けるものであったり、「はんなり」「おいでやす」等が挙げられます。ただ、実際には京都で観光客相手にお仕事をしている方以外で「おいでやす」などを使っている方はなかなかお目にかかれないのが実情です。

\次のページで「神戸弁の特徴」を解説!/

神戸弁の特徴

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神戸弁は、兵庫県の南東部、神戸市で用いられる方言です。大阪弁との違いとして、神戸弁では「居る(おる)」を大阪では「イル」「イテル」といい、神戸弁では「あらへん」というところ、大阪弁では「あれへん」といったように細かな違いが存在しているようですね。神戸弁の分類としては播磨方言の位置づけになるようです。

関西弁と大阪弁の違いを判断するのは難しい!

ここまで、関西弁を含めた関西の様々な言葉をみてきました。神戸弁と京都弁は一定特徴的な言葉があることがわかりましたが、大阪弁はほぼほぼ関西弁と一体化しており、判別するのは難しいということがわかりましたね。方言はそこに住む人の文化を形成するとても重要なものです。言葉を学ぶことで、その土地を文化を知ることにもつながるので、これからも各地方の言葉に対して感度高く学んでいきましょう!

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3分でわかる!関西弁と大阪弁の違いとは?京都弁・神戸弁との違いも元関西在住ライターがわかりやすく解説!

この記事では関西弁と大阪弁の違いについてみていきます。どちらも方言の一つということはわかるでしょうが、細かな違いがわかる人は少ないんじゃないか。他にも方言には、京都弁、神戸弁もあって、これらは少しずつ言葉のニュアンスの違いがあるようです。今回はそんな各方言の違いを、学生時代に大阪に居住していたライターたっくんと一緒に解説していきます。

ライター/たっくん

学生時代に大阪に居住していた会社員ライター。読書が趣味で月に平均20冊を読む本の虫。言葉の知識と関西居住経験を武器に、方言の違いについて解説していく。

関西弁と大阪弁の違いとは?

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関西弁と聞いて、皆さんはどんな言葉やシーンを思い浮かべますか?お笑い芸人の方が使っている場面を見て、少しきつい言葉のイメージを持っている方もいるのではないでしょうか?似たような言葉に、大阪弁というものがあります。

この2つの言葉について、なんとなく違うことはわかるけれど、明確な違いはわからないという方が多いのではないでしょうか?実際、筆者は大阪に住んでいた経験がありますが、この違いを理解するのはとても難しいです。今回は、この2つの言葉の違いについて、具体例や実際使う人たちの特徴等も挙げつつ見ていきましょう。

関西弁は大阪に限らず、関西圏で用いられる言葉

関西弁は、文字通り大阪府に限らず京都府や兵庫県和歌山県等、関西地方といわれる都道府県で使用される言葉です。大阪弁も関西弁の中の一部なんですね。語尾に「〜やねん」等の言葉を付けることで関西弁になりますが、動詞や名詞等の単語でも関西弁と呼ばれる言葉があるのです。

具体例としては、「〜をいらう」(〜を触る)「〜をくくる」(〜を結ぶ)「かしわ」(鶏肉)「炊いたん」(お野菜等を炊いたもの)等が挙げられます。

大阪弁は関西の中でも大阪府限定で使用される言葉

大阪弁は大阪限定で使用される言葉です。大阪弁の具体例としては、「かめへん」(許す)や、「〜+さん」「〜+ちゃん」と、神社やお寺に「〜さん」を付けて呼ぶ、飴に「〜ちゃん」を付けて呼ぶことも挙げられますね。しかし、大阪居住歴が長い筆者でも、これら関西弁と大阪弁の違いを意識することはほとんどないのが実情なので注意しましょう。

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