今回のテーマは「cute」と「pretty」の違いです。「かわいい」という意味の単語ですが、誰に対して、何に対して使うのか、みんな知っているか。どのような使い分けができるのか、また「cute」「pretty」以外の表現がないのか、元塾講師のyêuthuquáと一緒に詳しく解説していきます。

ライター/yêuthuquá

海外在住。現在の仕事を始める前は教育関係の仕事に従事。国内外を問わず身につけた知識や経験をもとにわかりやすくお届けする。

「cute」と「pretty」の違い

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「かわいい」という意味の「cute」と「pretty」ですが、皆さんはどんなときに使っていますか。また、使い分けなどもしているのでしょうか。なんとなく感覚で上手く使い分けしている人もいるのではないかと思いますが、ここでは基本的な使い分けを確認していきます。

「cute」:雰囲気も含めた可愛さ

「cute」で「かわいい」というときは、赤ちゃんや小さい子ども、動物、小さいものに対してのかわいさを表現しています。若さや純粋さ、あどけなさからくるかわいさに対して使いますので、外見だけでなく雰囲気なども含めた内面からくるかわいさを表すのが「cute」です。

また、日本人が小物や雑貨、アクセサリーなどを見て「かわいい」と言いますよね?このように小さなものに対して「かわいい」と言うときも、やはり「cute」を使います。

1. Her baby is so cute!
「彼女の赤ちゃんはすごくかわいい!」
2. Look at that cute little kitty!
「あのかわいい子猫見て!」
3. I found a cute necklace yesterday.
「昨日、かわいいネックレスを見つけました。」

「pretty」:見た目の美しさ

「cute」が内面も含めた雰囲気のかわいさも表す一方、「pretty」は見た目、外見のきれいさ、美しさ(かわいさ)を表しています。愛らしい、というより上品なきれいさと言えるでしょう。「beautiful」ほどではない美しさを表すときに使います。ですから、人だけでなく、景色や街並み、洋服、花などいろいろなものに対して使える言葉です。

「pretty」は外見のきれいさ、かわいさを表現しているので、見た目以外は取り柄がないととらえることもできます。また、「cute」が小さい子どもなどに対して使いますが、「pretty」はどちらかというと大人っぽい印象の人に対して使いますので、かわいさより美しさを表現している表現です。

\次のページで「「cute」と「pretty」は男性にも使える?」を解説!/

1. You look so pretty.
「とてもきれいだよ。」
2. Look at her dress. How pretty!
「彼女のドレス見て。とてもきれい!」
3. The view from here is pretty.
「ここからの景色はきれいです。」

「cute」と「pretty」は男性にも使える?

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日本語ですと男性に対して「かわいい」ということもありますよね。では「cute」や「pretty」も男性に対して使えるのでしょうか。もちろん男の赤ちゃんや小さい子どもには使うことができます。青年や大人の男性に対して使っても問題はないのでしょうか。例文を見ながら解説します。

1. He is so cute
「彼、とても魅力的!」
2. He is a very pretty boy.
「彼はとてもかっこいい人ね。」

1のように、実は「cute」は男性に対して使っても問題ありません。この場合、ハンサム、魅力的など見た目にとどまらず、内面的な良さも指しています。顔はいまいちだけれど、優しさやユーモアがあるなど、魅力的に感じる男性に対して使うのも大丈夫ですね。もちろんハンサムな男性に使っても問題ありません。

一方、2の場合、外見だけ、顔だけの男という意味にとられかねませんので注意が必要です。内面は関係ないということですね。ただ、一般的に「pretty」は女性に対して使う言葉ですので、男性に対して使うのは避けるのが無難でしょう。

\次のページで「かわいさ、美しさを表す他の言葉」を解説!/

かわいさ、美しさを表す他の言葉

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最後に、かわいさや美しさを表す言葉を2つ紹介します。

adorable:感情のこもった「かわいい」

「adorable(アドーラブル)」はフランス語の「adore(愛する)」が元となっており、「cute」に近いニュアンスの言葉ですが、「cute」よりも感情がこもっていて、より愛情を感じるかわいさを表しています。主に赤ちゃんや小さい子ども、動物に対して使う言葉ですが、赤ちゃんのかわいらしいしぐさなどにも使える褒め言葉です。

赤ちゃんが寝がえりする様子を見て、「Wow! She is so adorable!(うわぁ。とってもかわいい!)」のように使うこともできます。

beautiful:内面も含めて「美しい」

「beautiful」は「美しい」という意味で、すでに皆さんもご存じの言葉ですよね。「pretty」と違う点は、見た目の美しさだけでなく内面の美しさも表しているという点です。調和や均整がとれている、優雅さや気品さがあふれているなど、本当に褒めたいときに「beautiful」を使います。人だけでなく、景色や花、絵画などの芸術作品に対して使える言葉です。

1. Wow! You have a beautiful smile!
「わあ、笑顔が素敵だ!」
2. The night view from this room is beautiful.
「この部屋からの夜景は素敵だ。」

「cute」と「pretty」の違いは形容する対象

「cute」と「pretty」は何を形容しているかの違いです。「cute」は赤ちゃんや小さい子ども、動物、小物などに対して雰囲気などの内面も含めて「かわいい」というときに使います。一方、「pretty」は外見の美しさやきれいさに対する「かわいい、素敵」の意味です。何に対して使うのか、どのような意味で使うのかをしっかりと押さえておく必要があります。他にも「adorable」や「beautiful」のようにかわいさや美しさを表す言葉がありますので、上手く使い分けてください。

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雑学

簡単で分かりやすい「cute」と「pretty」の違い!どんな可愛さに対して使うのか?元塾講師が詳しく解説!

今回のテーマは「cute」と「pretty」の違いです。「かわいい」という意味の単語ですが、誰に対して、何に対して使うのか、みんな知っているか。どのような使い分けができるのか、また「cute」「pretty」以外の表現がないのか、元塾講師のyêuthuquáと一緒に詳しく解説していきます。

ライター/yêuthuquá

海外在住。現在の仕事を始める前は教育関係の仕事に従事。国内外を問わず身につけた知識や経験をもとにわかりやすくお届けする。

「cute」と「pretty」の違い

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「かわいい」という意味の「cute」と「pretty」ですが、皆さんはどんなときに使っていますか。また、使い分けなどもしているのでしょうか。なんとなく感覚で上手く使い分けしている人もいるのではないかと思いますが、ここでは基本的な使い分けを確認していきます。

「cute」:雰囲気も含めた可愛さ

「cute」で「かわいい」というときは、赤ちゃんや小さい子ども、動物、小さいものに対してのかわいさを表現しています。若さや純粋さ、あどけなさからくるかわいさに対して使いますので、外見だけでなく雰囲気なども含めた内面からくるかわいさを表すのが「cute」です。

また、日本人が小物や雑貨、アクセサリーなどを見て「かわいい」と言いますよね?このように小さなものに対して「かわいい」と言うときも、やはり「cute」を使います。

1. Her baby is so cute!
「彼女の赤ちゃんはすごくかわいい!」
2. Look at that cute little kitty!
「あのかわいい子猫見て!」
3. I found a cute necklace yesterday.
「昨日、かわいいネックレスを見つけました。」

「pretty」:見た目の美しさ

「cute」が内面も含めた雰囲気のかわいさも表す一方、「pretty」は見た目、外見のきれいさ、美しさ(かわいさ)を表しています。愛らしい、というより上品なきれいさと言えるでしょう。「beautiful」ほどではない美しさを表すときに使います。ですから、人だけでなく、景色や街並み、洋服、花などいろいろなものに対して使える言葉です。

「pretty」は外見のきれいさ、かわいさを表現しているので、見た目以外は取り柄がないととらえることもできます。また、「cute」が小さい子どもなどに対して使いますが、「pretty」はどちらかというと大人っぽい印象の人に対して使いますので、かわいさより美しさを表現している表現です。

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