金沢城は、加賀藩前田家の居城跡につくられた公園です。約30haの広大な園内には、忠実に再現された菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門が建っており、外観の素晴らしさを感じることができます。金沢随一のサクラの名所としても有名で、4月上旬にはソメイヨシノやヒガなど、約400本ものサクラが咲き誇りますよ。

散策を楽しんだら、五十間長屋や橋爪門を間近に眺められる「鶴の丸休憩館」へ向かうのもおすすめ。館内にはカフェも併設されているので、窓ガラス越しに絶景を眺めながら、のんびり過ごしてはいかがでしょうか。

兼六園は、金沢市にある歴史深い庭園。国の特別名勝にも指定されており、季節を問わず多くの観光客が訪ねてきます。

2本脚で立つ高さ2.67mの「徽軫灯籠」や、国内最大級の「霞ヶ池」など、魅力にあふれたスポットが多いのも魅力です。季節ごとに異なる表情を見ることができますよ。冬には、樹木を重い雪から守る「雪吊り」も見られるので、ぜひチェックしてみてください！

鶴仙峡は、山中温泉街に沿って流れる大聖寺川の渓谷です。

上流のこおろぎ橋から黒谷橋まで、約1.3kmの区間には遊歩道が整備されており、奇岩怪岩が立ち並ぶ様子や四季折々の景色を見ることができます。総ヒノキ造りのこおろぎ橋や、S字型の斬新なデザインのあやとりはしなど、橋めぐりを楽しめるのもおすすめポイント。あやとりはしの近くには期間限定でカフェもオープンするので、その時期に訪ねてみるのもよいでしょう。

千里浜なぎさドライブウェイは、全長約8kmの砂浜ドライブウェイです。自動車だけでなく、バスやバイク、自転車でも走ることができます。砂の粒子が細かく、適度に湿っているので、自動車も走れるそうですよ。

潮風を感じながら波打ち際を走行する爽快感は、一度体験したら忘れられません！静かな夜明け前には、朝もやが見られることもあるので、神秘的な風景を写真に収めてみるのもよいでしょう。

近江町市場は、金沢市の中心部にある開場300年の歴史を誇る市場。市場には、新鮮な海産物をはじめ、野菜・果物・精肉・土産・衣料品・日用品など、170余の店舗が軒を連ねています。

日本海で採れた魚介でつくる海鮮丼は、ネタが大きく、器いっぱいに盛り込まれているのが魅力です。ドジョウの蒲焼やふわふわ食感のだし巻き卵など、食べ歩きできるものもあるので、ぜひ訪ねてみてください！

ひがし茶屋街は、江戸時代、加賀藩が城下のお茶屋を集めて誕生した茶屋まちです。ノスタルジックな雰囲気の町並みは、国の伝統的建造物群保存地区にも指定されており、金沢の観光地の中でも人気があります。

着物を着て町を歩いたり、静かな茶室でお抹茶をいただいたり、金箔貼りや和体験をしたりと、さまざまな楽しみ方ができるのがよいところ。都会の喧騒から離れて、たまにはゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。

金沢21世紀美術館は、「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトにした美術館です。

施設は屋外交流ゾーンと屋内交流ゾーンに分かれており、フォトジェニックなアートの数々が展示されています。中でも見どころは、レアンドロ・エルニッヒの「スイミング・プール」です。上から見るのと下から見るのとでは、全く違った作品に見えるので、ぜひ両方から鑑賞してみてください！

のとじま水族館は、能登半島近海に生息している魚を中心に展示している水族館。水量1,600トンの日本海側最大級の水槽「ジンベエザメ館 青の世界」では、日本海側唯一の展示となるジンベエザメを見ることができますよ。

イルカやアシカのショーも、見逃せないポイントです。なかでもカリフォルニアアシカは動きが素早いため、遊泳力やジャンプ力に優れたパフォーマンスを見られるでしょう。水族館デートをするなら、ぜひ訪ねてみてください！

那谷寺は、白山の神を信仰する寺院。1300年の歴史を持つ寺の境内には、国の重要文化財に指定されている本堂・書院・三重塔・護摩堂・鐘楼が点在しています。「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で1ツ星の認定を受けているのも魅力ですよ。

石川県随一の紅葉の名所としても知られており、秋にはイロハモミジ・ヤマモミジ・ハウチワカエデなどが境内を鮮やかに彩ります。美しい紅葉を見たいなら、ぜひ訪ねてみてください！

白米千枚田は、輪島市に位置する棚田です。約4haの範囲に、約1004枚の小さな田が重なり海岸まで続く絶景は、国の名勝と「日本の棚田百選」に選定されていますよ。

田植えの時期には、日本海に沈む夕日が棚田を茜色に染め上げます。夏には、風にそよぐ緑の稲と、青い空や海の美しいコントラストを楽しめるでしょう。10月中旬から3月中旬にかけてはイルミネーションも充実されるので、ぜひチェックしてみてください！

恋路海岸は、能登半島に位置する約1kmの海岸。穏やかに湾曲した砂浜と、朱色の鳥居の後方に浮かぶ弁天島は、内浦のやさしい女性的な景色を代表する恋路海岸の特徴です。海岸から弁天島を結ぶ3.5kmの海岸は、「えんむすビーチ」とも呼ばれていますよ。

かつて深い恋仲となった男女の伝説の地にもなっており、2人を偲ぶモニュメントや銅像などが設置されています。カップルで鳴らすと幸せになれるという鐘もあるので、ぜひ鳴らしてみてください！

加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森は、江戸・明治時代に建てられた、茅葺きの古民家を移築した伝統工芸村です。

17の古民家では、吹きガラスや紙漉きなど、50種類に及ぶ加賀の工芸体験をすることができますよ。出来上がりは持ち帰ることもできるので、素敵なデートの思い出にもなるでしょう。ほかにも、工芸品の製造工程を見学したり、土産品を購入したりすることもできるので、ぜひ訪ねてみてください！

輪島朝市は、能登半島を代表する観光スポット。岐阜県の高山朝市、千葉県の勝浦朝市に並び「日本三大朝市」の一つにも数えられているのが特徴です。

新鮮な海産物や干物、野菜、民芸品などを取り扱う店が約200軒も並んでいます。売り手のほとんどが女性なのも見どころの一つ。元気な女性たちの活気に満ちあふれる声から始まる朝市は、歩くだけでも楽しめるでしょう。値札がついていない商品が多く、売り手の人との会話を楽しみながら、値段交渉をしてみるのも朝市の醍醐味ですよ。

金沢海みらい図書館は、金沢市にある図書館です。金沢市で4番目に開館した公共図書館で、「世界で最も美しい公共図書館25選」に選ばれています。

外壁に、直径約20cmの丸窓を約6000個も設けている斬新なデザインが大きな見どころ。この丸窓によって館内には自然光がたっぷり降り注ぎます。夜には光のアートのような幻想的な景色も見られますよ。館内も開放感あふれる空間になっているので、本好きのカップルはぜひ訪ねてみてください！

和倉温泉は、開湯1200年の歴史を持つ温泉地です。

七尾湾に面しているため、日本海を眺めながら温泉に浸かれるのが魅力の一つ。海の塩分が豊富に含まれており、神経痛・関節痛・うちみ・切り傷などに効能があるといわれています。また2倍に薄めて飲水すると、胃腸病や貧血病にも効くとされていますよ。美しい景観を眺めながら、効能の高い湯に浸かりたいなら、ぜひ和倉温泉を訪ねてみてください！