簡単でわかりやすい内閣官房と内閣府の違い!目的や似ている理由も雑学ライターが詳しく解説
内閣官房と内閣府の目的の違い
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内閣官房と内閣府は、ともに内閣を支える機関です。しかし、内閣官房は内閣や政権を担う総理大臣と二人三脚の役目に対し、内閣府は内閣と各省庁の間に入り事務処理や調整を行う役目があります。立場はどちらも内閣に近いので混同しやすいですね。
内閣官房:総理大臣の仕事を素早く解決するため
内閣官房は、総理大臣のサポートをする役割があります。例えば内閣官房のトップの官房長官は、総理大臣の女房役、国のNo.2です。総理大臣が外国へ向かう際、官房長官は国内で留守を守ります。総理大臣との結びつきが強いだけに、内閣府のような恒常的な業務よりも、時の内閣や総理大臣の考えや政策に沿った重要なテーマを扱うことが多いです。
内閣府:内閣の事務を引き受けるため
内閣府の存在意義は、内閣と内閣官房を事務で支えることです。例えば内閣府の特命担当大臣は任意に設置された限定的なものと、沖縄や北方領土の対策など法律で定められたものの2種類の役目があります。内閣が進める政策は複数の省庁にまたがるので、利害の調整や法律の検討などパイプ役を担うことも多いです。
内閣官房と内閣府が似ている理由は?
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2001年、中央省庁改革で内閣官房の強化と内閣府の創設が行われました。内閣官房と内閣府が混同されやすい理由は大まかに言うと2つあります。1つ目は、両機関ともに内閣の重要な政策に携わること。2つ目に、両機関の間で業務範囲が見直される機会があったことです。
理由その1.どちらも内閣の重要課題を扱うから
内閣官房は総理大臣により近い立場で重要な政策の意思決定にも関わります。一方、内閣府の仕事は内閣と内閣官房で決まった方針に従い具体的な企画の立案や調整です。つまり内閣官房、内閣府の順に動きます。具体的には、内閣官房が内閣とともに重要課題に対する解決策や方向性を決定し、次に内閣府が各省庁と連携し実務の統括を行うのです。
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