この記事ではNHKの衛星契約と地上契約の違いについてみていきます。どちらもNHKと受信契約する際の契約の種類ですが、違いはずばり料金と衛星放送が見れる環境であるかようです。他にもそれぞれの特徴を調べてみるといろいろ違いがあるみたいです。
今回はそんなNHKの衛星契約と地上契約の違いを、特徴や料金を確認しつつ、雑学好きなライターvnobと一緒に解説していきます。

ライター/vnob

現役のクラウドサーバーのエンジニア。数々の難しい案件を解決している。仕事柄、わからないことがあると調査しないと気が済まない。幅広く雑学を知っている。

NHKの衛星契約と地上契約の違いとは?

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NHKの受信契約で「地上契約」と「衛星契約」がありますが、テレビを家に設置した場合は「地上契約」、その設置しているテレビで衛星放送を受信できる場合は「衛星契約」となります。そして、「地上契約」と「衛星契約」では支払う料金が倍近く違うんです。今回は、NHKはどういうものか、「地上契約」と「衛星契約」の特徴や料金の違いについてご紹介していきたいと思います。

NHKとは?

NHK(日本放送協会)は放送法に基づいた日本の放送局で特殊法人として1950年に設立されました。NHKといえば年末の紅白歌合戦や子ども向けの番組であったり、高校野球、大河などの番組が有名ですよね。まずは、NHKがどういうものか、なぜNHKは契約して受信料を支払わないといけないかなどについて詳しく説明していきます。

NHKは公共放送

NHKは日本テレビやフジテレビなどの民間放送とは異なり公共放送なんです。民間放送ではスポンサーと契約してコマーシャルを放送し、広告料収入を主な財源としていますが、NHKでは放送法によりテレビなどの受信設備の設置者から徴収した受信料を財源とした独立採算制がとられています。

そのため、NHKではスポンサーと契約しコマーシャルを流す必要もなく、放送法によって受信契約に基づく受信料を徴収し運営することができるんですね。

NHKの受信契約はテレビが無くても必要?

放送法第64条では受信契約の対象として「協会の放送を受信することのできる受信設備」と規定されています。そのため、家にテレビを持っていない場合でもNHKの放送が受信可能な携帯電話、スマートフォンやカーナビやパソコンなどを持っている場合は受信契約が必要なんです。

NHKの放送だけ映らないテレビが販売されていますが、そのテレビに買い替えてもスマートフォンなどでNHKの放送が受信できるのであれば受信契約が必要なので注意してくださいね。

地上契約とは?

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「地上契約」とはNHKの放送で総合テレビとEテレがありますが、その2つの番組を見ることができるテレビなどの受信機を持っている場合の契約です。総合テレビとEテレの番組を全く見ていないとしても受信できる機器があれば契約をしなくてはいけません。では、「地上契約」の受信料がいくらくらいなのかについても説明していきますね。

地上契約の料金

受信料の支払い方法として「振込」「口座振替」「クレジットカード払い」があり、「振込」が割高となっています。また、「2か月払い」「6か月払い」「12か月払い」があり、長い期間を一括で払うほど料金は安くなるんです。そのため、「口座振替」または「クレジットカード払い」で「12か月払い」を選んだ場合は一番安くすることができますよ。

\次のページで「衛星契約とは?」を解説!/

口座振替/クレジットカード払い
2か月払い:2450円(月々1225円)
6か月払い:7015円(月々約1170円)
12か月払い:13650円(月々約1138円)

振込
2か月払い:2550円(月々1275円)
6か月払い:7300円(月々約1217円)
12か月払い:14205円(月々約1184円)

衛星契約とは?

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テレビのリモコンに「地デジ/BS/CS」という切り替えボタンが搭載されており、アンテナやチューナーが設置されている場合は衛星放送のBS1やBSプレミアムを見ることができます。「衛星契約」とは衛星放送が見れるようにアンテナやチューナーが設置されている環境でテレビを持っている場合の契約です。

そのため、BS1やBSプレミアムを見ることが目的でなく衛星放送であるWOWOWと契約して衛星放送が見ることができる場合や引っ越したマンションに衛星放送を見ることができるアンテナがついていた場合も「衛星契約」を結ぶことになるということですね。

衛星契約の料金

「衛星契約」の場合も「地上契約」と同じように「振込」「口座振替」「クレジットカード払い」の支払い方法があり、「2か月払い」「6か月払い」「12か月払い」の支払い回数を選択できます。そして、「口座振替」または「クレジットカード払い」で「12か月払い」を選ぶと安くすることができますよ。なお、「地上契約」と比べると料金が倍近く上がります

\次のページで「衛星放送が見れる環境では衛星契約」を解説!/

口座振替/クレジットカード払い
2か月払い:4340円(月々2170円)
6か月払い:12430円(月々約2072円)
12か月払い:24185円(月々約2016円)

振込
2か月払い:4440円(月々2220円)
6か月払い:12715円(月々約2120円)
12か月払い:24740円(月々約2062円)

衛星放送が見れる環境では衛星契約

NHKの「地上契約」と「衛星契約」では倍近く「衛星契約」の方が高いですが、違いは衛星放送を見ることができる環境であるかという違いですね。ご紹介したとおり衛星放送でNHKのBS1やBSプレミアムを見るつもりは全くない場合でも見ることができれば「衛星契約」となり、料金も割高となりますので注意が必要でしょう。

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簡単でわかりやすい!NHKの衛星契約と地上契約の違いとは?特徴や料金も雑学好きライターが詳しく解説

この記事ではNHKの衛星契約と地上契約の違いについてみていきます。どちらもNHKと受信契約する際の契約の種類ですが、違いはずばり料金と衛星放送が見れる環境であるかようです。他にもそれぞれの特徴を調べてみるといろいろ違いがあるみたいです。
今回はそんなNHKの衛星契約と地上契約の違いを、特徴や料金を確認しつつ、雑学好きなライターvnobと一緒に解説していきます。

ライター/vnob

現役のクラウドサーバーのエンジニア。数々の難しい案件を解決している。仕事柄、わからないことがあると調査しないと気が済まない。幅広く雑学を知っている。

NHKの衛星契約と地上契約の違いとは?

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NHKの受信契約で「地上契約」と「衛星契約」がありますが、テレビを家に設置した場合は「地上契約」、その設置しているテレビで衛星放送を受信できる場合は「衛星契約」となります。そして、「地上契約」と「衛星契約」では支払う料金が倍近く違うんです。今回は、NHKはどういうものか、「地上契約」と「衛星契約」の特徴や料金の違いについてご紹介していきたいと思います。

NHKとは?

NHK(日本放送協会)は放送法に基づいた日本の放送局で特殊法人として1950年に設立されました。NHKといえば年末の紅白歌合戦や子ども向けの番組であったり、高校野球、大河などの番組が有名ですよね。まずは、NHKがどういうものか、なぜNHKは契約して受信料を支払わないといけないかなどについて詳しく説明していきます。

NHKは公共放送

NHKは日本テレビやフジテレビなどの民間放送とは異なり公共放送なんです。民間放送ではスポンサーと契約してコマーシャルを放送し、広告料収入を主な財源としていますが、NHKでは放送法によりテレビなどの受信設備の設置者から徴収した受信料を財源とした独立採算制がとられています。

そのため、NHKではスポンサーと契約しコマーシャルを流す必要もなく、放送法によって受信契約に基づく受信料を徴収し運営することができるんですね。

NHKの受信契約はテレビが無くても必要?

放送法第64条では受信契約の対象として「協会の放送を受信することのできる受信設備」と規定されています。そのため、家にテレビを持っていない場合でもNHKの放送が受信可能な携帯電話、スマートフォンやカーナビやパソコンなどを持っている場合は受信契約が必要なんです。

NHKの放送だけ映らないテレビが販売されていますが、そのテレビに買い替えてもスマートフォンなどでNHKの放送が受信できるのであれば受信契約が必要なので注意してくださいね。

地上契約とは?

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「地上契約」とはNHKの放送で総合テレビとEテレがありますが、その2つの番組を見ることができるテレビなどの受信機を持っている場合の契約です。総合テレビとEテレの番組を全く見ていないとしても受信できる機器があれば契約をしなくてはいけません。では、「地上契約」の受信料がいくらくらいなのかについても説明していきますね。

地上契約の料金

受信料の支払い方法として「振込」「口座振替」「クレジットカード払い」があり、「振込」が割高となっています。また、「2か月払い」「6か月払い」「12か月払い」があり、長い期間を一括で払うほど料金は安くなるんです。そのため、「口座振替」または「クレジットカード払い」で「12か月払い」を選んだ場合は一番安くすることができますよ。

\次のページで「衛星契約とは?」を解説!/

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