
簡単で分かりやすい「small」と「little」の違い!同じ「小さい」なのに何が違う?ニュアンスや使い方も元塾講師が詳しく解説!

ライター/yêuthuquá
海外在住。現在の仕事を始める前は教育関係の仕事に従事。国内外を問わず身につけた知識や経験をもとにわかりやすくお届けする。
「small」と「little」の違い

image by iStockphoto
中学で学んだ「small」と「little」ですが、どちらも「小さい」という意味です。しかし、同じ意味ではありますが、そのニュアンスは違っているため、使い分けが必要となります。まずは、ニュアンスの違いを中心に「small」と「little」の違いを見ていきましょう。
「small」:客観的
「small」は単にサイズが小さいことを表し、何かと比べて相対的にサイズが小さいと客観的事実を述べる場合に使う言葉です。bigやlargeの反対語として使われる言葉で、家や部屋などに対して使う場合は「狭い」と訳すことができます。また、目に見えないものに対しても使うことができる言葉です。
1. a small dog(小さい犬):ほかの犬と比べてサイズが小さい
2. a small room(狭い部屋):他の部屋と比べて狭い
3. a small voice(小さい声):他の人と比べて声が小さい(目に見えない)
「little」:主観的
「little」は単に小さいという意味で使う言葉ではなく、話し手の主観が入った言葉で、「小さい+感情」というニュアンスで使われます。「little」には「小さくてかわいい」「弱くてかわいい」などの感情的なものを含んだ言葉です。そのため、「little」は単に小さいというのでなく「かわいい」「若い」「器量が小さい」などの意味を含んでいます。
1. a little dog(小さな犬):かわいいの意を含む
2. a little man(小さい男):器量が小さいの意を含む
3. my little sister(私の妹):若いの意を含む
\次のページで「「small」と「little」を使った例文」を解説!/