3分でわかる箱根神社と九頭竜神社の違い!ご利益や効率的な回り方・おすすめの温泉も旅行好き高校教師ライターがくわしく解説!
今回はそんなパワースポットとして有名な二つの神社の違いを、歴史から確認しつつ、温泉好きで、神社めぐりが趣味の一つである高校教師ライターの源シタゴウと一緒に解説していきます。
ライター/源シタゴウ
箱根駅伝を沿道で応援するために、毎年お正月は箱根で過ごす。その際、箱根神社から九頭竜神社へ散歩することが楽しみの一つとなっている。
おおまかな箱根神社と九頭竜神社の違い
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箱根神社と九頭竜神社はともに芦ノ湖の湖畔に佇んでいる由緒ある神社です。歴史も古く、興味深い言い伝えも伝わっています。そして何よりも関東近郊の強力なパワースポットとして有名。まずは、二つの神社について、場所・歴史などを大まかに見ていきましょう。
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箱根神社の方が格上?
箱根神社と九頭竜神社はどういう関係なの、と疑問に思う方も多いでしょう。ここでは両神社の関係を説明していきます。
箱根神社は、第5代天皇である孝昭天皇の時代に駒ケ岳山頂を神山として祭祀したのが始まり。現在の社殿は、757年に万巻上人(まんがんしょうにん)によって創建されました。
一方の九頭竜神社は、少し箱根神社から離れたところに存在しています。
実は、九頭竜神社のご祭神と箱根神社を創建した万巻が関係してくるのです。万巻は優れた神通力の持ち主であり、芦ノ湖に棲んで人々苦しめていた毒竜を退治した、というエピソードが語り継がれてます。そして、毒竜は改心し、芦ノ湖を守る守護神、九頭竜神となり、人々に祀られることとなりました。九頭竜神社とはその九頭竜神を祀る神社なのです。両神社の関係は九頭竜神社より、箱根神社の方が格上、と言えるでしょう。
一緒に参拝するのがおすすめ
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以上説明してきたように、両神社は密接なつながりがあります。九頭竜神社は芦ノ湖畔の人々を水害から守り、箱根神社は箱根周辺の人々が豊かで安心した暮らしができるように見守っている、と言えるでしょう。場所的には多少距離があるのですが、時間に余裕があるのなら、どちらの神社もあわせて参拝するのがいいとされています。
箱根神社と九頭竜神社の神様は?
続いて、箱根神社と九頭竜神社の神様をくわしく紹介します。すでに説明したので、それぞれの神社の神様が違うことはおわかりですよね。おさらいすると、九頭竜神社の神様は元々毒竜で、万巻上人に退治されて、改心して竜神となったのでした。一方の箱根神社の神様は元からの神様です。
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