簡単でわかりやすい!自殺と縊死の違いとは?読み方や漢字の意味も現役塾講師がわかりやすく解説
ライター/空野きのこ
大学在学中から文学・国文法や教育について本格的に学び、現在は小中学生に勉強を教えている講師。その知識と経験を活かし、言葉の雑学を中心に分かりやすく解説していく。
「縊死」は「いし」と読む!
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まず、「縊死」と「自殺」の違いについて説明する前に、「縊死」の読み方はご存じでしょうか?難しい字ですし、稀にニュースや報道でも使われることがあるものの、日常的に使われる機会の多い字ではないので、今回初めて目にしたという方も多いかと思いますが、「縊死」という字は「いし」と読みます。
「自殺」と「縊死」のざっくりした違い
それでは「自殺」と「縊死」のおおまかな違いについて説明しましょう。「自殺」については、多くの方もご存じかと思いますが、自らの手で自分の命を絶つことを言い、「縊死」とは高いところから下げたヒモなどに首を吊って死ぬことです。「縊死」の多くは自殺によるものですが、自殺だけでなく他殺や事故によるものも「縊死」と呼びます。
「自殺」と「縊死」の漢字を説明
ここまで、「自殺」と「縊死」について、「自殺」は自らの手で自分の命を絶つことで、「縊死」は首吊りによって死ぬことだと説明しましたね。ここからはそれらの意味について、より理解が深まるよう、それぞれの漢字について見ていきたいと思います。
「自」は鼻を意味し、「殺」は矛で殺すこと
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まずは「自」という字を説明しましょう。「自」はもともと顔のパーツである「はな」を意味する字でしたが、今日の私たちが、誰かに呼ばれたときにする動作と同じように、自分のことを示すときには鼻に指をさす動作をしていました。そこから「自」という字は「おのれ」や「自分」の意味を持つようになり、代わりに顔の「はな」を意味するための漢字として、後から「鼻」という字が作られたのです。
「殺」という字については、左側の形がイノシシなどのケモノをあらわしていて、右側に「殳(ほこづくり)」があることから、ケモノを矛(ほこ)で殴り殺す様子から「殺す」になったという説や、左側がヒエやアワ、イネなどの穀物を刈ることを意味し、それと右側の「殳」で、穀物の実を道具でそぐことから転じて「殺す」になったのではないかという説などがあります。
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