簡単でわかりやすい!シュラスコとケバブの違い!肉の種類や発祥地も料理好きライターが詳しく解説
ライター/篠崎まお
漢字と慣用句が好きな文学部卒ライター。趣味はSNSを眺めることと料理。今まで得てきた知識をもとに、わかりやすい情報をお届けする。
違いその1.肉の種類
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シュラスコとケバブの大きな違いは肉の種類です。どのような肉を使って調理されているのでしょうか。ここからはそれぞれに使われている肉の種類を解説していきます。
シュラスコ:牛肉・豚肉・鶏肉
シュラスコは様々な種類の肉を食べることができ、代表的な肉としては牛肉や豚肉、鶏肉が挙げられます。またシュラスコにはそれぞれの肉に合った調味料が使用されるため、同じ肉でも味わいに違いが。例えば牛肉には塩や胡椒、豚肉には甘い調味料を使うなど、たくさんの味が楽しめます。
店によっては珍しい肉の種類や部位を提供しているところもあるので、シュラスコは肉好きにはたまらない料理ですね。
ケバブ:羊肉
ケバブは基本的に羊の肉を使用して調理されます。しかし近年では鶏肉や牛肉のケバブも増えていて、ベジタリアン向きの野菜や豆を使用した商品も。本場のトルコでは宗教上豚肉を食べることは禁じられているので、豚肉を使ってケバブが作られることはありません。
シュラスコ:炭火でじっくり焼き上げる
大きな串に刺した肉を、炭火でじっくり焼き上げるのがシュラスコの調理方法です。まず塩で味付けした肉を串に刺します。そして炭火でじっくり焼き、肉の表面に塩が溶け出して、香ばしい焼き目がつくまで焼き上げると完成です。焼き上がった肉はトングなどで食べやすい大きさにカットし、盛り付けます。
シュラスコは肉の部位や種類によって焼き時間が異なるため、熟練の料理人が調理することが多いです。
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