今回はビーフストロガノフとビーフシチューの違いについて解説していきます。両方とも牛肉を使用していて、混同されることもあるこの2つの料理。しかし実際には、それぞれに独自の調理方法や歴史的背景などがあり、全く異なる料理といえる。違いを知ることで今後の料理のバリエーションを、広げることができるかもしれませんね。今回はそんな牛肉料理の違いを定義から確認しつつ、料理好きライターの篠崎まおと一緒に解説していきます。

ライター/篠崎まお

漢字と慣用句が好きな文学部卒ライター。趣味はSNSを眺めることと料理。今まで得てきた知識をもとに、わかりやすい情報をお届けする。

違いその1.材料・調理方法

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ビーフストロガノフとビーフシチューの大きな違いは、その見た目と材料の違いです。どちらも牛肉を使った料理ですが、そのほかの材料にはどんな違いがあるのでしょうか。ここからは材料の紹介と簡単に調理方法を解説します。

ビーフストロガノフ:仕上げにサワークリームを加える

ビーフストロガノフは牛肉や玉ねぎ、マッシュルーム、サワークリームなどが使われます。本場のロシアでは鶏肉や豚肉を使用する場合も。

作り方は牛肉、玉ねぎ、マッシュルームをバターで炒め、デミグラスソースを入れたスープで煮込みます。そして仕上げにサワークリームをかけると完成。サワークリームや生クリームが仕上げに使われることが多いため、ビーフシチューとの見た目に差があります。

ビーフシチュー:赤ワインやハーブと煮込む

ビーフシチューは日本でも馴染みがありますよね。市販のルーを使って作る人も多いのではないでしょうか。牛肉や玉ねぎ、人参にジャガイモなどの野菜をバターで炒め、赤ワインやハーブと一緒に煮込みます。日本ではデミグラスソースが使われることが多いですね。

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違いその2.肉のカット方法

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牛肉のカット方法や、使われる牛肉の種類にも違いがあります。使われる部位に決まりはないものの、ここからはおすすめの部位も踏まえてみていきましょう。

ビーフストロガノフ:細切りにした牛肉

ビーフストロガノフは柔らかく煮込むために牛肉は細切りにします。使う部位に決まりはありませんが、仕上がりが脂っぽくならないように、脂身の少ない部位を使うのが理想的です。フィレ肉などの柔らかい部位を使うことで、よりおいしく作ることができます。

ビーフシチュー:大きめにカットした牛肉

一方ビーフシチューの牛肉は、比較的大きめにカットします。大きめにカットすることで、長時間煮込んでも肉がバラバラに崩れず、食感もよくなるからです。使われる肉の種類は筋肉が多く、脂肪も含まれた部位が好まれます。これらの部位は煮込むことで筋肉が柔らかくなり、脂肪がスープに溶け出してコクが出るからです。

違いその3.味わい

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ビーフストロガノフとビーフシチューの違いはわかりましたね。では実際食べてみたとき、どのような味わいなのでしょうか。それぞれの味わいをみていきましょう。

ビーフストロガノフ:サワークリームの酸味と濃厚な味わい

ビーフストロガノフは酸味のある豊かなサワークリームの風味と、マッシュルームの旨味を感じられる料理です。肉自体の旨味も感じられ、デミグラスソースの濃厚な味わいも食欲をそそります。しかしサワークリームや生クリームを使用するため、カロリーや脂肪分が高くなってしまう部分は注意が必要です。

\次のページで「ビーフシチュー:牛肉のコクを感じる優しい味わい」を解説!/

ビーフシチュー:牛肉のコクを感じる優しい味わい

一方ビーフシチューは野菜の甘みが感じられ、優しい味わいです。また煮込んだ牛肉から旨味があふれ出し、深いコクも感じられます。牛肉がメインの料理で、野菜や調味料などの風味が牛肉の旨味を引き立てるのです。

違いその4.発祥地と歴史

ビーフストロガノフとビーフシチューはどの地域で、どのようにして生まれたのでしょうか。ここからは有力な説を解説していきます。

ビーフストロガノフ:ロシアの貴族によって作られた

ビーフストロガノフはロシア発祥の料理で、有力な説としてはロシアの貴族だったストロガノフ家によって作られたという説です。

「ビーフ」はロシア語で「〜風」と訳されるため、ビーフストロガノフとは「ストロガノフ家風」の料理という意味になります。ストロガノフ家で作られたのちロシア料理の代表的な料理として広まり、レストランなどでも提供されるようになりました。

ビーフシチュー:17世紀ごろからイギリスで広まった

ビーフシチューは17世紀ごろから広まった、イギリス発祥の料理です。日本に伝わったのも早く、明治時代の初期には洋食屋で提供されていたといわれています。ソース作りが難しいことや牛肉が高価だったことが理由で、一般家庭に広まるのは遅かったようです。しかし近年では簡単に手作りできるルーも販売されて、家庭で食べられることも増えました。

世界中で愛されている料理を食べてみよう!

ここまでビーフストロガノフとビーフシチューの違いを見てきました。使われている材料や牛肉のカット方法に違いがありましたね。どちらも素材の旨味を感じられ、柔らかい牛肉を味わえます。野菜の種類や牛肉の部位を変えて、様々なバリエーションで楽しむのもいいですね。ぜひ自分なりのアレンジを加えて調理してみてください!

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簡単でわかりやすい!ビーフストロガノフとビーフシチューの違い!調理法や肉のカット方法も料理好きライターが詳しく解説

今回はビーフストロガノフとビーフシチューの違いについて解説していきます。両方とも牛肉を使用していて、混同されることもあるこの2つの料理。しかし実際には、それぞれに独自の調理方法や歴史的背景などがあり、全く異なる料理といえる。違いを知ることで今後の料理のバリエーションを、広げることができるかもしれませんね。今回はそんな牛肉料理の違いを定義から確認しつつ、料理好きライターの篠崎まおと一緒に解説していきます。

ライター/篠崎まお

漢字と慣用句が好きな文学部卒ライター。趣味はSNSを眺めることと料理。今まで得てきた知識をもとに、わかりやすい情報をお届けする。

違いその1.材料・調理方法

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ビーフストロガノフとビーフシチューの大きな違いは、その見た目と材料の違いです。どちらも牛肉を使った料理ですが、そのほかの材料にはどんな違いがあるのでしょうか。ここからは材料の紹介と簡単に調理方法を解説します。

ビーフストロガノフ:仕上げにサワークリームを加える

ビーフストロガノフは牛肉や玉ねぎ、マッシュルーム、サワークリームなどが使われます。本場のロシアでは鶏肉や豚肉を使用する場合も。

作り方は牛肉、玉ねぎ、マッシュルームをバターで炒め、デミグラスソースを入れたスープで煮込みます。そして仕上げにサワークリームをかけると完成。サワークリームや生クリームが仕上げに使われることが多いため、ビーフシチューとの見た目に差があります。

ビーフシチュー:赤ワインやハーブと煮込む

ビーフシチューは日本でも馴染みがありますよね。市販のルーを使って作る人も多いのではないでしょうか。牛肉や玉ねぎ、人参にジャガイモなどの野菜をバターで炒め、赤ワインやハーブと一緒に煮込みます。日本ではデミグラスソースが使われることが多いですね。

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