3分で簡単にわかる!キセルとタバコの違いとは?キセルの使い方や葉巻との違いも読書家ライターがわかりやすく解説!
ライター/ハヤカワ
学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。
キセルとタバコの違いとは?
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キセルとタバコはどちらもタバコの葉を使った喫煙製品です。しかし両者はそれぞれ見た目・成分・吸い方など様々な違いがあります。この機会にそれぞれの違いをしっかりと確認しておきましょう。
その1.キセルとは?
「キセル(煙管)」は江戸時代頃に流行した昔ながらの喫煙具です。タバコと違い、タバコ葉だけを燃やし煙を吸うものであるため、匂いが少ない・タバコ葉本来の味が楽しめるといった特徴があります。パイプのような本体は見た目もよく、江戸時代当時はステータスシンボルやファッションアイテムの一つとして親しまれていました。
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その2.タバコとは?
「タバコ」は刻んで細かくしたタバコ葉を紙で巻き、包んだ喫煙製品です。こちらはキセルと違い、フィルターなどタバコ葉以外の人工化学薬品添加物が含まれており、これらがタバコ葉と一緒に燃焼されるため、煙には多くの化学物質が含まれています。一本あたりの平均燃焼時間は3~5分ほどです。現在最も一般的な喫煙製品となっており、シガレットとも呼ばれています。
キセルの使い方
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「キセル」は一般的なタバコとは使い方にも違いがあります。こちらもこの機会に確認しておきましょう。まずキセルに使用するタバコ葉を先端の火皿に丸めて詰めます。次にマッチやライターで火を点け、ゆっくりと吸い火を安定させましょう。あとは紙巻きタバコと同じように、煙を吸って楽しみます。
キセルはタバコと違い、定期的な手入れも必要です。キセルは使い続けているとヤニが管の中に詰まり、吸えなくなってしまいます。このため定期的に管の中を掃除することが大切です。またキセルに使用する「刻み煙草」の保管には、適度な湿度が必要となっており、保管場所には注意しましょう。
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