簡単でわかりやすい!関西弁のアクセントや語尾の違い!関西弁には種類がある?関西人ライターが詳しく解説
関西弁には種類がある!?
関西弁は大阪を中心にした方言ですが、実は関西の他の地域では少し違った表現をする場合もあります。それらの特徴をみていきましょう。
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1.京都弁
京都で話される言葉で、丁寧で柔らかい口調が特徴的です。舞妓さんが可愛らしく話しているイメージがありますよね。語尾に「〜はる」をつけて「行かはる」など、スローペースで上品な方言です。語尾を伸ばす話し方も特徴的で、「手」は「てー」「目」は「めー」など、まさに「はんなり(まったりとした)」話し方ですね。
2.神戸弁
兵庫県の神戸市周辺で話されます。語尾を伸ばし、ゆっくりとした話し方が特徴的です。「今何してる?」を「今何しとぉ?」など可愛らしい話し方をします。「すごく」という意味の「ばり」もよく使うのですが(ばり楽しい!など)、若い人も使っているイメージがありますよね。神戸では若者言葉ではなく方言として「ばり」が使われています。
3.奈良弁
奈良で話される言葉で、「大和弁(やまとべん)」と呼ばれることもあります。「そうですよ」を「そうやよ」など、のんびりとした話し方です。大阪だと「そうやねん」「そうやで」になるので、大阪より優しい印象を受けますね。
4.和歌山弁
和歌山で話される方言で、「紀州弁(きしゅうべん)」とも呼ばれます。聞き慣れていない人は、少し強めに聞こえるかもしれません。「ザ行」が苦手と言われていて、「ぞうきん」が「どうきん」「銅像」が「どうどう」など、「ザ行」が「ダ行」に変わります。
方言にはその土地の魅力がある!
ここまで関西弁について解説してきました。方言は地域によって異なり、標準語との違いも大きくありますが、それぞれの言葉にはその土地ならではの味わいや魅力があります。今回は関西弁の元気で明るい、良い魅力を知ってもらえたのではないでしょうか。関西に行くときや関西人とお話しするときなど、参考にしていただければ嬉しいです。