3分で簡単にわかる矛盾とパラドックスの違い!語源や使用例も雑学好きライターが詳しく解説
パラドックスの例2:嘘つきのパラドックス
嘘つきのパラドックスは、古典的な自己言及パラドックスの1つ。言語と論理の限界に関する問題を示しています。このパラドックスは「この文章は嘘です」という文が代表例です。
もし「この文章は嘘です」という文が真実であれば、その文章は嘘であることになります。もし嘘であれば、その文章は真実であることになってしまいますね。このように、嘘つきのパラドックスは矛盾した状態を生み出し、言語の限界や論理の課題を考察するきっかけとなります。
矛盾とパラドックスが思考を深めてくれている!
矛盾は2つの相反する主張が同時に行われているときに起こり、パラドックスは妥当だと思われる推論から思いもよらない結論が導かれるというものでした。矛盾があるかどうかを突き詰めていくことで正しいことを証明するという方法もあります。矛盾とパラドックスの意味を知り考えることで、思考がより深まるのですね。