この記事では「トランクス」と「ボクサー」の違いを見ていきます。男性のみんなはどちらの下着を使っているんだ?両方使っている男性もいるんじゃないか。「トランクス」と「ボクサー」がいつ頃誕生したのか、どんな点が違っているのか、また人気はどうなのかなどを元塾講師のyêuthuquáと一緒に詳しく解説していきます。

ライター/yêuthuquá

海外在住。現在の仕事を始める前は教育関係の仕事に従事。国内外を問わず身につけた知識や経験をもとにわかりやすくお届けする。

「トランクス」と「ボクサー」の違い

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男性用下着として人気が高いのが「トランク」「ボクサー」です。男性の皆さんはどちらを使っていますか。まずは基本的な違いについてみていきましょう。

「トランクス」:密着感なし

「トランクス」は半ズボンより丈がやや短く、生地は伸縮性がなく、体に密着しないつくりの下着です。ボクサーが試合中に着用している競技服を想像するとわかりやすいでしょう。ボクサーの競技服より丈が短くなった下着です。

また、腰回りの部分は伸縮性のあるゴムが使われていて、体に密着しないため脱いだり穿いたりしやすくなっています。ちなみに「トランクス」は英語では"boxers"です。

「ボクサー」:密着感あり

一方、「ボクサー」(または「ボクサーパンツ」)はトランクスを同じ形をしていますが、伸縮性のある生地が使われていて、スパッツのように体に密着するつくりの下着です。体に密着するため、吸水性に優れているのは「ボクサー」の特徴と言えます。ちなみに「ボクサーパンツ」は英語では"trunks"です。

「トランク」と「ボクサー」の歴史

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次に「トランク」と「ボクサー」がどのように誕生したのか、またどちらの人気が高いのかなど見ていきたいと思います。

\次のページで「「トランクス」の歴史」を解説!/

「トランクス」の歴史

「トランクス」の歴史は古く、1900年代初頭に開発され、現在の形になったのは1925年です。ボクシング用品を製造していた会社が皮ひもの代わりにゴムひもを使ったことでトランクスにもゴムひもが採用されました。戦時中の1935年には物資不足のため生地に古着を使うなどしたことで、色や柄があるトランクスが誕生しました。

1970年からのサーフィン人気が高まるにつれて、人前でも着替えが簡単なトランクスの人気も高まっていきます。トランクスのはきやすさや軽さが人気となり、多くの男性から支持を受けていましたが、「ボクサー」の登場により2006年以降は2番目の人気です。

「ボクサー」の歴史

「ボクサー」は「トランクス」と「ブリーフ」を合体させたようなもので、「トランクス」のような長い歴史はありません。最初に「ボクサー」が誕生したのは1992年で、ckカルバン・クラインによるものでした。「ボクサー」は元々「ボクサーブリーフ」と呼ばれていて、はき心地のよさや伸縮性のある生地が人気となり、2000年以降、多くの日本人男性が使うようになりました。

そして、2006年以降は、「トランクス」に代わり「ボクサー」が日本人男性が最もよく使っている下着で人気があります。

「トランクス」と「ボクサー」のメリット・デメリット

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男性用下着の人気ツートップの「トランクス」と「ボクサー」。そのメリット・デメリットを紹介します。

「トランクス」のメリットはやはり風通しのよさでしょう。動きやすさや開放感もメリットと言えます。また色や柄が多いことも「トランクス」の優れている点でしょう。デメリットは伸縮性がないこと、また案外蒸れやすい点です。風通しがいいにもかかわらず、フィット感がないため肌と肌の接触範囲が広くなり蒸れやすくなります。

「ボクサー」の大きなメリットはフィット感と伸縮性です。またボトムスを履いた時のごわごわ感がない点もメリットと言えます。さらに、トランクスのように蒸れやすくない点も「ボクサー」のメリットです。デメリットは風通しの悪さと開放感のなさが挙げられます。

「トランクス」と「ボクサー」の違いは密着感

「トランクス」は伸縮性のない生地で密着感がなくゆったりした感じの下着で、「ボクサー」は伸縮性のある生地で体にぴったりフィットする下着です。今、男性に一番人気の下着はトランクスとブリーフを合体させた「ボクサー」で、「トランクス」より蒸れにくいというメリットがあります。皆さんはどちらの下着が好みですか。

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簡単で分かりやすい「トランクス」と「ボクサー」の違い!誕生の歴史やメリット・デメリットも元塾講師が詳しく解説!

この記事では「トランクス」と「ボクサー」の違いを見ていきます。男性のみんなはどちらの下着を使っているんだ?両方使っている男性もいるんじゃないか。「トランクス」と「ボクサー」がいつ頃誕生したのか、どんな点が違っているのか、また人気はどうなのかなどを元塾講師のyêuthuquáと一緒に詳しく解説していきます。

ライター/yêuthuquá

海外在住。現在の仕事を始める前は教育関係の仕事に従事。国内外を問わず身につけた知識や経験をもとにわかりやすくお届けする。

「トランクス」と「ボクサー」の違い

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男性用下着として人気が高いのが「トランク」「ボクサー」です。男性の皆さんはどちらを使っていますか。まずは基本的な違いについてみていきましょう。

「トランクス」:密着感なし

「トランクス」は半ズボンより丈がやや短く、生地は伸縮性がなく、体に密着しないつくりの下着です。ボクサーが試合中に着用している競技服を想像するとわかりやすいでしょう。ボクサーの競技服より丈が短くなった下着です。

また、腰回りの部分は伸縮性のあるゴムが使われていて、体に密着しないため脱いだり穿いたりしやすくなっています。ちなみに「トランクス」は英語では”boxers”です。

「ボクサー」:密着感あり

一方、「ボクサー」(または「ボクサーパンツ」)はトランクスを同じ形をしていますが、伸縮性のある生地が使われていて、スパッツのように体に密着するつくりの下着です。体に密着するため、吸水性に優れているのは「ボクサー」の特徴と言えます。ちなみに「ボクサーパンツ」は英語では”trunks”です。

「トランク」と「ボクサー」の歴史

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