
簡単で分かりやすいよしずとすだれの違い!素材や設置方法も文学部卒ライターが詳しく解説
今回はそんな日本の夏に欠かせないアイテムの違いを、できるだけ電気代がかからないように夏を乗り切りたい文学部卒ライター海辺のつばくろと一緒に解説していきます。

ライター/海辺のつばくろ
夏の日差しを避けて、少しでも涼しくしようと扇風機とすだれを愛用している文学部卒ライター。
よしずとすだれのざっくりとした違い

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よしずもすだれも夏の日差しを避けて、少しでも涼しくする季節商品。よしずは大きく、すだれはいろいろな大きさがある点で違いを感じる方もいるでしょう。この2つの違いは他にどのような所があるのでしょうか。
よしずとは?

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よしずとは、2~3mと高さがあり、大型で屋外で使うもの。編み目に対して垂直にして使うのが一般的です。強い日差しを遮り、風通しが良いので、体感温度を下げる働きも期待できます。通りすがりの人の視線を避けられるため、商業施設などでもよく見かけますね。
主なものでは、海水浴場にある海の家や、露天風呂の壁の代わり、夏祭りの露店の間仕切りなどで見たことがあるという方もいるかもしれません。
1.素材:よし
よしずで使われている素材は、植物の「葦」(よし)の茎の部分。葦はイネ科の植物で、海岸沿いや水辺に群れをなすように自生していました。条件が良ければ5mの長さにまで成長します。葦の茎は、刈り取ってから乾かすと樹木のように丈夫な細い棒状に。中は空洞で軽くて加工しやすく、丈夫な紐で編んでよしずを作りました。
現代では葦の生産量が減少しているため、輸入品を使っていることが多いです。
2.設置の仕方:立てかける
よしずの設置の仕方は、編み目に対して垂直方向を上下にして立てかけます。屋外の軒下や縁側部分、庭先の柵などのところに斜めがけするように置きましょう。
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