
3分で簡単にわかる!CSSとSCSSの違いとは?SCSSの書き方や文法もITオタクの会社員ライターが詳しく解説!

ライター/ちょび
ビジネス書が大好きな読書家Webライター。FPの資格やAWSの資格を取得し、金融知識やITについての情報を発信している。
CSSとSCSSの違いとは?

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Webデザインを行う際に欠かせないCSSとSCSS。CSSは基本的なスタイルシート言語であり、デザインの様々な要素を制御します。一方でSCSSはCSSよりも高度なデザイン制御を可能にする言語です。では、CSSとSCSSの違いとは何でしょうか?それぞれの特徴を見ていきましょう。
CSS:デザインを整える
CSSはWebページのデザインを整えるために使用されるスタイルシート言語です。CSSはHTMLと同じようなテキストベースの言語であり、色やフォント、余白、レイアウトなどの要素を調整することができます。
CSSは非常にシンプルな言語で、初心者も学びやすく使いやすいのが特徴です。CSSはWebページの見た目を整えるのに欠かせない言語で、Webデザインにおいて非常に重要な役割を担っています。
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SCSS:拡張性が高い
SCSSは、CSSの拡張版で、CSSのすべての機能に加えて変数・ネスト・ミックスイン・継承などの機能が追加された言語です。これらの機能によりSCSSはCSSよりも柔軟性があり、拡張性が高いと言われています。しかし、SCSSはCSSと比べると学習難度が高く初心者にはやや難解な部分もあるため、慣れていない人には敷居が高いかもしれません。
SCSSの基本的な文法ルール

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CSSの拡張版であるSCSSは、より高度なデザイン制御が可能です。しかしSCSSはCSSに比べて複雑な文法を持っているため、初心者にはやや難解な部分があります。ここではSCSSの基本的な文法ルールについて見ていきましょう。
SCSSの基本的な書き方
SCSSは、CSSと同じようにテキストベースの言語ですが、CSSと同じようにセレクターとプロパティを使ってスタイルを定義するときに変数・ネスト・ミックスイン・継承など追加して機能を柔軟に拡張できることが特徴的です。SCSSで変数を使う場合は以下の例のように「$」を使って定義することができます。
$main-color: #00ff00;
また、SCSSではネスト(入れ子)を使ってセレクターを簡潔に記述することで、以下のように「nav」というクラスの中にある「ul」と「li」をネストして記述することができます。
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