簡単でわかりやすい!官僚と国家公務員の違いとは?役割や選考方法、メリット・デメリットも元国家公務員ライターが詳しく解説
今回は官僚と国家公務員の違いという難しそうなテーマについて、元国家公務員ライターいずなんと一緒に分かりやすく解説していきます。
ライター/いずなん
過去に国家公務員として働いていた経験から、より詳しい情報を分かりやすく提供する。
官僚と国家公務員の定義と役割
image by iStockphoto
官僚と国家公務員は、日本の行政機関において重要な役割を担っています。官僚と国家公務員では、具体的にどのような定義、役割の違いがあるのか見ていきましょう。
官僚の定義と役割
官僚とは、国家の行政組織に所属する公務員のことで、国家政策の企画・立案し、実行する役割を持っています。つまり、官僚とよばれる人たちは、国家の重要な役割を担っているのです。官僚の主な所属先は、総務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、環境省、農林水産省などの中央省庁と呼ばれる組織で、専門的な知識をもつ「政策のプロフェッショナル」として働いています。
こちらの記事もおすすめ

簡単でわかりやすい!政治と行政の違いとは?三権分立や実際の行政機関も政治学科卒ライターがくわしく解説
国家公務員の定義と役割
国家公務員とは、同じく国家の行政組織に所属する公務員のことですが、官僚とは役割が異なります。国家公務員の役割には、各種行政サービスの提供、公共施設の維持管理、国税調査、災害対策や窓口業務など、国民と密接にかかわるような現場業務が多いです。
こちらの記事もおすすめ

3分でわかる公務員と民間の違い!採用や活動・待遇の違いなどを雑学好きライターが詳しくわかりやすく解説
\次のページで「選考方法と任用方法の違い」を解説!/