3分でわかる!ウイルスと菌はどう違う?サイズやカビとの違いも雑学好きライターが簡単にわかりやすく解説
今回はウイルスと菌について、雑学好きライターのミサキと一緒に解説していきます。
ライター/ミサキ
おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。栄養士の仕事上、ウイルスや細菌対策を普段から行っている。
違い1.「増殖方法」菌は生きている!
ウイルスと菌では、増殖方法が違います。ウイルスは人間や動物の細胞の中でのみ増殖し、ウイルス単体では増えることが出来ません。一方、菌は必要な条件そろっている場所であればどこでも細胞分裂によって増殖可能です。
生き物の細胞を利用して増殖するウイルスが細胞分裂で増える菌と違い異変が起こりやすいのも、増殖方法の違いにあります。菌は自身だけで生きられる”生物”と言えますが、ウイルスは生物ではなく生き物の力を借りて生きる物質のような存在でしょう。
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違い2.「大きさ」
ウイルスも菌も目には見えない大きさですが、2つのサイズは全く違います。ウイルスは細菌の100~1000分の1も小さいサイズです。細かくいうと、ウイルスは小さいものだと10nm(ナノメートル)、菌は1μm(マイクロメートル)ほどの大きさとなっています。μmは1mmの1000分の1、nmはμmの1000分の1です。
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