この記事では口座振替と引き落としの違いについて見ていきます。毎月の決まった支払いに利用するイメージが強い言葉ですが、単にお金の動きを表すのと相手側に自動でお金が支払われることを表すのと細かい違いがあるようです。今回は2つの言葉の元々の意味を確認しながら、メリットやデメリットも含めて、口座振替と引き落としの違いが気になる文学部卒ライター海辺のつばくろと一緒に解説していきます。

ライター/海辺のつばくろ

支払日が企業によって違うと、それぞれの振替日を覚えるのが大変な文学部卒ライター。

口座振替:口座間のお金の移動

image by iStockphoto

口座振替とは、2つの預金口座の間でお金の移動をさせること。主に消費者から事業者側に、決まった日に口座から直接お金を支払う際に使われる決済サービスです。

給料日が下旬に決められている企業が一般的で、口座振替の日は月の下旬から初旬頃に設定されている場合がほとんど。事業者の中には、顧客の利便性を考えて複数の口座振替日の中から選べるように配慮していることもあります。

口座振替の利用:月決めの支払いが主

口座振替は、水道光熱費などの公共料金、家賃、塾などの授業料、介護サービス料金、クレジットカードの支払いなど、月決めでの支払いに利用されることがほとんど。

代金を支払う側では、口座にあらかじめ通知があった金額を振替日の前日までに入金させるだけで、手間なく事業者側の口座にお金が移されます。その日の早朝に出金されるのことが多いので、忘れないように注意が必要です。

口座振替と口座振込の違いとは?

口座振込の場合は、約束した日までに支払先の口座に、支払う側が金融機関の窓口やATMに出向いて相手口座に送金手続きをすること。ネット銀行の場合は、パソコンやスマートフォンのアプリを利用して操作する必要があります。同一の金融機関や同一の本支店間であれば無料の場合もありますが、多くは支払い者が振込手数料を支払わなくてはいけません

口座振替の場合、支払う側は入金のためにATMや窓口に出向く必要があります。しかし、送金の手続きや手数料を支払うことはほぼありません。受け取る側の事業者が、口座振替のための手数料を負担します。

引き落とし:期日に口座から支払う

image by iStockphoto

引き落としは「口座引き落とし」「自動引き落とし」とも呼ばれます。毎月決まった日に口座からお金が支払いのために引き落とされることです。しかし、結果的に相手側に支払われることに変わりはないので、口座振替とほぼ同じような意味で使えますね。

\次のページで「由来:口座から自動で出金される」を解説!/

由来:口座から自動で出金される

引き落としという言葉は、支払いをする側の視点から、金融機関が自動的に出金をして支払いをしているように見えることから使われているようです。

金融機関に提出する「口座振替の依頼書」には、『口座振替(口座引き落とし、自動引き落とし)』とカッコ書きで書かれていることも。確かに、引き落としといわれたほうが分かりやすく感じるかもしれません。

口座振替・自動引き落としのメリット

口座振替、自動引き落としのメリットを支払い者と事業者の両方から見ていきます。

支払い者:手数料無料

まず、月々の支払いをするのに口座振込をすると、代金以外に手数料がかかります。しかし、口座振替をすると手数料がかかりません。給料の受け取り口座と自動引き落としの口座を一緒に指定すれば、わざわざ入金する必要もないでしょう。

事業者:決まった日に自動で入金

事業者側からすれば、決まった日に自社の口座に利用料金が入金されます。決まった日に資金の確保が可能で、わざわざ利用者の元へ集金に出向く必要もありません。振込と違い顧客に手間をかけさせないため、顧客の囲い込みもできます。

\次のページで「口座振替・引き落としのデメリット」を解説!/

口座振替・引き落としのデメリット

image by iStockphoto

口座振替・引き落としのデメリットについて、支払う側、事業者側の双方からみていきましょう。

支払い者:申し込み書の送付

支払い者にはあまり手間がかかるイメージがない口座振替ですが、口座振替や自動引き落としの手続きのため、金融機関側に『口座振替依頼書』を提出する必要があります。

うっかり送付するのを忘れないように注意が必要です。通帳を作る際に使った銀行印が上手く写っていなかったり、書き間違いや漏れがあったりすると再提出する必要があります。口座振替の手続きが遅れてしまうことも。現在はオンラインで申し込みができたり、印鑑を省略したりして修正が少ないように配慮されています。

事業者:残高不足で回収できない

事業者側からすると、支払う側の残高不足で料金を回収できない恐れがあるのがデメリット。振替の手数料は事業者持ちですし、再度引き落としをしたり、督促したりする手間もかかります。近年では、決済代行会社に依頼することが多いようです。

口座振替は口座間の資金移動、引き落としは自動で口座から支払う

口座振替は口座間の資金移動を表す語、転じて、サービスの利用や代金の支払い者側から、規定の日に事業者の口座にお金が移る決済サービスのことを言います。一方で、引き落としは料金を支払う側からの視点で、口座から自動でお金が引き落とされて相手に支払う意味。現在は両者は同じような意味で使われています。

" /> 簡単でわかりやすい口座振替と引き落としの違い!メリット・デメリットも文学部卒ライターが詳しく解説 – Study-Z
雑学

簡単でわかりやすい口座振替と引き落としの違い!メリット・デメリットも文学部卒ライターが詳しく解説

この記事では口座振替と引き落としの違いについて見ていきます。毎月の決まった支払いに利用するイメージが強い言葉ですが、単にお金の動きを表すのと相手側に自動でお金が支払われることを表すのと細かい違いがあるようです。今回は2つの言葉の元々の意味を確認しながら、メリットやデメリットも含めて、口座振替と引き落としの違いが気になる文学部卒ライター海辺のつばくろと一緒に解説していきます。

ライター/海辺のつばくろ

支払日が企業によって違うと、それぞれの振替日を覚えるのが大変な文学部卒ライター。

口座振替:口座間のお金の移動

image by iStockphoto

口座振替とは、2つの預金口座の間でお金の移動をさせること。主に消費者から事業者側に、決まった日に口座から直接お金を支払う際に使われる決済サービスです。

給料日が下旬に決められている企業が一般的で、口座振替の日は月の下旬から初旬頃に設定されている場合がほとんど。事業者の中には、顧客の利便性を考えて複数の口座振替日の中から選べるように配慮していることもあります。

口座振替の利用:月決めの支払いが主

口座振替は、水道光熱費などの公共料金、家賃、塾などの授業料、介護サービス料金、クレジットカードの支払いなど、月決めでの支払いに利用されることがほとんど。

代金を支払う側では、口座にあらかじめ通知があった金額を振替日の前日までに入金させるだけで、手間なく事業者側の口座にお金が移されます。その日の早朝に出金されるのことが多いので、忘れないように注意が必要です。

口座振替と口座振込の違いとは?

口座振込の場合は、約束した日までに支払先の口座に、支払う側が金融機関の窓口やATMに出向いて相手口座に送金手続きをすること。ネット銀行の場合は、パソコンやスマートフォンのアプリを利用して操作する必要があります。同一の金融機関や同一の本支店間であれば無料の場合もありますが、多くは支払い者が振込手数料を支払わなくてはいけません

口座振替の場合、支払う側は入金のためにATMや窓口に出向く必要があります。しかし、送金の手続きや手数料を支払うことはほぼありません。受け取る側の事業者が、口座振替のための手数料を負担します。

引き落とし:期日に口座から支払う

image by iStockphoto

引き落としは「口座引き落とし」「自動引き落とし」とも呼ばれます。毎月決まった日に口座からお金が支払いのために引き落とされることです。しかし、結果的に相手側に支払われることに変わりはないので、口座振替とほぼ同じような意味で使えますね。

\次のページで「由来:口座から自動で出金される」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: