
簡単でわかりやすい!ペプシとコーラの違いとは?歴史や成分、人気度もコーラ大好きライターが詳しく解説
今回はそんなコーラ飲料の代表であるペプシとコーラの違いについて、歴史や成分の違いを確認しつつ、コーラが大好きなライターいずなんと一緒に解説していきます。

ライター/いずなん
小学生の頃からコカ・コーラが大好き。一番好きな飲み方はキンキンに冷えた瓶コカコーラを、小さいコップに注ぎながらちびちび飲むというコカ・コーラマニア。大好きなコーラについて徹底リサーチして、正しい情報を発信する。
ペプシとコーラの違いとは?

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ペプシとコーラの違いは、ずばりマーケティング戦略と配合されている成分にあります。ペプシとコーラは同じコーラ飲料として100年以上もライバル関係もあり、その歴史をみると、コーラ飲料の覇権をかけて全く違うマーケティング戦略で競い合ってきました。
また、配合されている成分により、ペプシはスッキリとしたさわやかな味わい、コーラは甘くて濃厚な味わいという違いがあります。
ペプシとコーラの歴史

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まずは、ペプシとコーラの違いについて誕生から現在までの歴史を見ていきたいと思います。ペプシとコーラはどちらもアメリカで発明され、当時は薬として誕生しました。共通点の多いこの2つの飲料は、一体どのようなマーケティング戦略で現在の人気飲料となったのか解説したいと思います。
ペプシは消化不良の治療薬としてうまれた
1898年、アメリカの薬剤師ケイレブ・ブラッドハムにより消化不良の治療薬として販売された飲料こそが、ペプシコーラの始まりです。フランチャイズ制での生産・販売で事業は拡大していき、1906年には全米に工場が建つまでに成長。
しかし、第一次世界大戦に入ると、砂糖相場の乱高下により破綻してしまいます。それでも1930年代には、ペプシはコカ・コーラに寄せた味に変更し、低価格で販売する戦略が成功して経営を持ちなおしました。それから、ペプシは常に革新的な製品開発やマーケティング戦略を展開しており、例えば1975年には、ペプシ・チャレンジというキャンペーンを展開し、コカ・コーラとの味の比較テストを実施。
1990年代にはペプシ・ジェネレーションというキャンペーンを展開し、若者をターゲットにした新しいイメージ戦略で市場を拡大しています。
コーラはうつ病の改善薬としてうまれた
1886年にアメリカの薬剤師ジョン・ペンバートンによって発明された飲料こそが世界初のコーラ飲料『コカ・コーラ』。ワインにコカインの葉であるコカを混ぜた飲料が始まりで、カフェインやコカ葉のエキスに含まれる成分がうつ症状に効果があり、薬として販売されていました。
1903年にはコカの葉エキスを成分から抜き、薬局だけでなくスーパーマーケットでも扱われるようになり、子供から大人まで幅広い支持を獲得。第二次世界大戦頃になると、コーラは世界各地へ輸出され、世界中で飲まれるようになります。
コーラは長年にわたり「本物のアメリカンスピリット」をアピールしており、サンタクロースをイメージしたキャンペーンや、オリンピックやFIFAワールドカップのスポンサーを務めるなどして、独特のロゴデザインは世界的に認知されるようになりました。
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