進学や就職などで試験を受けることも多く「受験」という言葉を目にすることは多いでしょう?しかし、「受検」を目にすることもあると思うがどうだ?どちらもテストを受けることには変わりなさそうですが、何が違うのでしょうか。「受験」と「受検」の違いを元塾講師のyêuthuquáと一緒に詳しく解説していきます。

ライター/yêuthuquá

海外在住。現在の仕事を始める前は教育関係の仕事に従事。国内外を問わず身につけた知識や経験をもとにわかりやすくお届けする。

「受験」と「受検」の違い

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どちらもテストを受けることを指している言葉ではありますが、「受験」と「受検」の違いは「験」と「検」の違いにありそうです。何が違うのか、まず基本的な違いについて確認していきます。

「受験」:試験を受ける

「受験」は試験を受けるという意味です。中学や高校、大学などの入学試験を受けるときなどによく使います。受験勉強で忙しい、受験シーズン、受験生は体調管理が大切、などのように使われる言葉です。試「験」を受けるので「験」の字が使われています

「受検」:検査・検定を受ける

「受検」は検査や検定を受けるという意味です。英語検定を受検する、受検資格の習得には3年の実務経験が必要、などのように使われます。「受験」同様、「検」の字が使われているのは「検」査や「検」定を受けるからなのですね。

試験と検査・検定の違い

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では、試験と検査・検定の違いは何でしょうか。入学試験も英語検定もどちらもテストなのに使われている字が違います。その違いが分かると「受験」と「受検」の違いを深く理解できるのではないでしょうか。これから詳しく見ていきます。

試験の意味

試験とは、問題に答えさせたり実技をさせたりすることで、学力や知識、能力などを判断・評価するためのものです。例えば大学受験の場合、受験者がその大学が求めるレベルに到達しているかどうかの判断をするために試験を行い、合否を判断します。同様に、会社の面接は、面接を受ける人がその会社が求める人材かどうかを判断・評価をして採否を決定するためのものなのです。

また、就職面接などでは、面接時の態度などについても判断・評価されるなど、学力以外の部分も含めた総合的な試験を「受験」しています。

「受験」のもう一つの特徴は、基準が一定ではないという点です。つまり、年度や面接担当者によって合否や採否の基準が変わっていきます。

\次のページで「検査・検定の意味」を解説!/

検査・検定の意味

検査とは、ある基準をもとに、異常や適性の有無を調べることです。例えば視力検査をすることでどの度のめがねが適切なのか、また目に異常がないかなどを判断できます。血液検査であれば、ある定められた基準に対して、血液に異常がないかどうかを調べるので検査を使うのです。

検定は、ある基準をもとに、合否や等級などを決めることを言います。英語検定や漢字検定は一定の基準に達しているかどうかを評価し合否を決めるものです。さらに3級や2級など等級についても基準があります。ほかには運転免許の適性検査も同様ですね。

試験との違いは、一定の判断基準があり、年度や審査する人によって判断基準が変わることはありません

東京都における高校進学での使い分け

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試験を受けるときに使うのは「受験」でしたが、東京をはじめ、複数の都道府県では高校に進学する際に「受験」ではなく「受検」する場合があります。その違いがどこにあるのか見ていきましょう。

都立(公立):受検

都立高校へ入学を希望する人は「入学者選抜検査」を受けるため、「受験」ではなく「受検」をします。なぜ入学試験ではないかというと、都立高校は試験で優劣順に合否を判定するのではなく、学校が定めた基準に達しているかどうかで判定する仕組みとなっているからです。しかし、学校にはそれぞれ定員などがありますので、結果として基準に達していても入学できないこともあります。

今回は東京都の例を挙げましたが、公立高校の入学者選抜においては「入学試験」ではなく「学力検査」としている都道府県も多く「受検」を使うことが多いようです。皆さんも自分が住んでいる地域がどちらになるか調べてみてはどうでしょうか。

私立:受験

一方、私立高校の場合は、その高校で勉強するのに十分な学力があるかどうかに加え、面接などで人柄や態度、言葉遣いなど、総合的に判断するために「入学試験」を課していますので「受験」を使います

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「受験」と「受検」は受けるテストが違う

試験を受けるのが「受験」、検査・検定を受けるのが「受検」ということで、受けるテストの違いが言葉の違いとなっています。また、試験は入学・入社の採否を判断するものであるのに対して、検査・検定は一定の基準をもとにさまざまな判断をするものです。これが分かると使い分けも簡単になるでしょう。

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雑学

3分でわかる「受験」と「受検」の違い!テストの種類や使い分けも元塾講師が詳しく解説!

進学や就職などで試験を受けることも多く「受験」という言葉を目にすることは多いでしょう?しかし、「受検」を目にすることもあると思うがどうだ?どちらもテストを受けることには変わりなさそうですが、何が違うのでしょうか。「受験」と「受検」の違いを元塾講師のyêuthuquáと一緒に詳しく解説していきます。

ライター/yêuthuquá

海外在住。現在の仕事を始める前は教育関係の仕事に従事。国内外を問わず身につけた知識や経験をもとにわかりやすくお届けする。

「受験」と「受検」の違い

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どちらもテストを受けることを指している言葉ではありますが、「受験」と「受検」の違いは「験」と「検」の違いにありそうです。何が違うのか、まず基本的な違いについて確認していきます。

「受験」:試験を受ける

「受験」は試験を受けるという意味です。中学や高校、大学などの入学試験を受けるときなどによく使います。受験勉強で忙しい、受験シーズン、受験生は体調管理が大切、などのように使われる言葉です。試「験」を受けるので「験」の字が使われています

「受検」:検査・検定を受ける

「受検」は検査や検定を受けるという意味です。英語検定を受検する、受検資格の習得には3年の実務経験が必要、などのように使われます。「受験」同様、「検」の字が使われているのは「検」査や「検」定を受けるからなのですね。

試験と検査・検定の違い

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では、試験と検査・検定の違いは何でしょうか。入学試験も英語検定もどちらもテストなのに使われている字が違います。その違いが分かると「受験」と「受検」の違いを深く理解できるのではないでしょうか。これから詳しく見ていきます。

試験の意味

試験とは、問題に答えさせたり実技をさせたりすることで、学力や知識、能力などを判断・評価するためのものです。例えば大学受験の場合、受験者がその大学が求めるレベルに到達しているかどうかの判断をするために試験を行い、合否を判断します。同様に、会社の面接は、面接を受ける人がその会社が求める人材かどうかを判断・評価をして採否を決定するためのものなのです。

また、就職面接などでは、面接時の態度などについても判断・評価されるなど、学力以外の部分も含めた総合的な試験を「受験」しています。

「受験」のもう一つの特徴は、基準が一定ではないという点です。つまり、年度や面接担当者によって合否や採否の基準が変わっていきます。

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