3分でわかる!紛争と戦争の違いとは?内戦との違いや対義語も現役教員ライターがわかりやすく解説
戦争の対義語とは?
国家の間で戦争となるには当然、それなりの原因があることは言うまでもありません。例えば領土問題、安全保障問題、民族問題、宗教問題などです。原因となるそれらの問題を解決する手段として、戦争が行われています。そういう意味からは、戦争以外の手段で解決できるわけですよね。
そこに戦争の対義語が絡んできます。実は戦争の対義語が平和とされる場合もあるのですが、問題を解決する手段としての戦争の対義語は「対話」、「交渉」と言えるでしょう。
戦争は主権国家同士の武力衝突、紛争は対立勢力同士の小規模な争い
戦争とは主権国家つまり国と国同士の大規模な闘争を指し、紛争は対立勢力(国家間の場合もある)間の比較的小規模な争いを意味することを解説してきました。また内戦も紛争に含まれるものの、同じ国民同士の争いである場合に限定されることや、戦争の対義語が対話や交渉であることも見てきました。
今後、戦争や紛争が完全になくなることはないかもしれませんが、原因となっている問題を解決する手段として、問題当事国やグループ同士が対話や交渉を粘り強く継続することで、戦争や紛争をなくす努力を行ってもらいたいですね。



