雑学

簡単でわかりやすい!ハムスターとモルモットの違いとは?見た目や生態・飼育時の注意点も雑学大好き図書館司書が詳しく解説

よぉ、桜木建二だ。散歩の必要もなくケージ内で手軽に飼えるため、近年ペットとして人気の高いハムスターとモルモット。似たイメージだが、さまざまな違いがあるようだ。ハムスターといえば頬袋いっぱいにエサをほおばる姿が思い浮かぶが、モルモットにも頬袋はあるのだろうか。今回は、ハムスターとモルモットの見た目や生態の違いだけでなく飼う際の注意点についても雑学大好き図書館司書のひろみと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ひろみ

図書館司書として勤務18年目の主婦ライター。利用者から寄せられるさまざまな疑問に答えるため、日々尽力している。

ハムスターとモルモットの違い1.見た目

image by iStockphoto

ハムスターとモルモットはどちらも「げっ歯類」に属するネズミに似た動物ですが、大きさをはじめとして見た目にいくつか違いがあります。まずは外見上の特徴をみていきましょう。

ハムスター:片手に乗るサイズ、頬袋・しっぽあり

ハムスターはキヌゲネズミ科に属しています。種類によって差がありますが、小さいジャンガリアンハムスターは大きさ7-13センチ、重さは30-40グラム、ゴールデンハムスターはそれより少し大きく、体長15センチ前後、100-200グラム。だいたい片手に乗るくらいのサイズです。

ハムスターの特徴といえば左右に1つずつある頬袋。よく伸び、ヒマワリの種を150粒以上も入れられます。しっぽは1センチほどの長さしかありませんが、バランスをとるために重要です。

モルモット:両手におさまるサイズ、頬袋・しっぽなし

モルモットが属するのはテンジクネズミ科です。体長は20-30センチ、重さは1キログラム前後でハムスターより大きくウサギよりは小さい印象。両手におさまる大きさですね。

モルモットにはエサをため込む習性がないため、ハムスターのような頬袋もありません。しっぽは完全に退化して残っていませんが、体の中に小さな骨はあります。種類により毛の長さが違うのも特徴です。短毛種はイングリッシュ、長毛種にはシェルティやアビシニアンなどが挙げられます。

ハムスターとモルモットの違い2.生態

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似たイメージがありますが、ハムスターとモルモットはさまざまな異なる生態を持っています。興味深いものを順に紹介していきましょう。

\次のページで「ハムスター:単独行動を好む」を解説!/

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