生き物・植物言葉雑学

簡単でわかりやすい!たぬきときつねの違いとは?「狸」や「狐」を使ったことわざや例文も雑学好き文系OLライターがくわしく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事ではたぬきときつねの違いについてみていくぞ。どちらも動物の種類だな。日本の神話や言い伝えでは人を化かすといったイメージを持たれる動物でもあるぞ。その他にも蕎麦やうどんのトッピングとしても知られているだろう。今回はそんなたぬきときつねの違いについて雑学好き文系OLライターyukoと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/yuko

工事会社勤務9年目。心に浮かんだもやもやを言語化することでストレス発散をはかる現役OLライター。読書が趣味で、日々様々な言葉に触れている。最近は、言葉の持つ意味を理解して文章をより豊かに読み進めていく丁寧な読書を心がけている。

「たぬき」と「きつね」動物としての特徴

image by iStockphoto

たぬきときつねは動物としての種類が違い、簡単に説明するとたぬきは哺乳網(ほにゅうこう)食肉目(しょくにくもく)イヌ科タヌキ属、きつねは哺乳網食肉目イヌ科イヌ亜科キツネ属に分類されています。まずは、生息地や体長、体重などの特徴をまとめていきましょう。

たぬき:哺乳網食肉目イヌ科タヌキ属

たぬきは哺乳網食目属イヌ科タヌキ属に分類されます。脊椎動物で捕食種ということです。日本では馴染の深い動物になりますが、日本の他には中国東部や朝鮮半島、シベリアなどの森林地帯や平地、山地に生息しているといわれていますね。

体長は50~70cm、尻尾の長さは13~25cm、体重は4~6kgがたぬきの平均的なサイズ。イヌ科になりますが、体型は犬よりもずんぐりとした印象。尻尾が太く耳が小さいというのも外見的な特徴。雑食動物で、前足に5本、後ろ足に4本の指があり毛色は褐色で長め。夜行性の種が多くつがいや数頭の家族で行動する習性があるんだそう。

きつね:哺乳網食肉目イヌ科イヌ亜科キツネ属

きつねは哺乳網食肉目イヌ科イヌ亜科キツネ属に分類され、たぬき同様日本では馴染の深い脊椎動物で捕食種になりますね。北半球に幅広く分布し、森林地帯や草原などに生息しているといわれています。

体長は50~90cm、尻尾の長さは35~60cm、体重は5~10kgがきつねの平均的なサイズ。体が長く、三角の耳をもち鼻先が細長く伸びているのが体型的な特徴。きつねも雑食動物。縄張り内で単独で行動し昼夜問わず特に早朝や夕方に活動するんだそう。

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たぬきはアライグマと見た目がそっくりなため、よく混同されることがあるぞ。英語でたぬきと引いてみると「raccoon dog」と書く。また「raccoon」はアライグマのことをさしている。つまり、アライグマに似たようなイヌ科の動物ということを表しているんだな。明確な違いは尻尾の模様。アライグマの尻尾にある縞々模様がたぬきにはないぞ。

\次のページで「「狸」と「狐」それぞれを使った言葉やことわざ」を解説!/

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