桜島は、高さ1117m、面積約80㎡、周囲約52kmの活火山。北岳・南岳の2つが合わさった複合活火山で、現在も噴煙を上げているのが特徴です。

島内には、桜島や錦江湾国立公園について深く知ることができるビジターセンターや、1300年の歴史がある月讀神社など、見どころ満載のスポットが点在しています。島の中で最も高い位置にある「湯之平展望所」からは、鹿児島市街地や錦江湾を一望できるので、ぜひチェックしてみてください！

霧島神宮は、霧島市霧島田口に鎮座する神社です。神話「天孫降臨」の主人公である「ニニギノミコト」が祀られており、開運・起業・転職などの事始めや、家庭円満・子孫繫栄などのご利益があるといわれています。

鹿児島屈指のパワースポットといわれているのも魅力の一つ。境内には、樹齢800年の「御神木」や国家に出てくる「さざれ石」、西日本一大きな鳥居などが点在しています。また、「霧島の七不思議」を巡ってみるのもおすすめですよ。

仙巌園は、約350年前に築かれた薩摩藩島津家の別宅です。世界文化遺産に登録された大名庭園や、殿様が暮らした御殿などを見ることができます。御殿の居間から庭園を見渡せば、「殿様気分」を味わえますよ。

施設内には、鹿児島の郷土料理をはじめとするレストランや、鹿児島の伝統工芸品から特産物まで揃ったショップもあるので、併せてチェックしてみてください。

縄文杉は、確認されている中でも最大級の屋久杉。樹高25.3m、胸高周囲16.4mの巨木は、背が低くずんぐりした形をしているのが特徴です。樹齢は約2000年から7200年に及ぶと推定されており、見る者を圧倒するような迫力があります。

縄文杉までは本格的なトレッキングが必要となるので、十分な装備で登山するようにしましょう。ガイド付きのトレッキングツアーもぜひチェックしてみてください！

知覧特攻平和会館は、南九州市知覧町群にある博物館です。第二次世界大戦末期の沖縄戦において、体当たり攻撃をした特攻隊員の遺書や戦闘機、戦史に関する資料などが展示されています。

特攻隊員が家族や友達へ残した遺書は涙なしでは見られないほど。戦争の悲惨さを知り、平和や命の尊さを学ぶことができます。鹿児島に来たら一度は行っておきたい場所といえるでしょう。

池田湖は、指宿市の北側にあるカルデラ湖。火山活動によってできた湖は、周囲15km、水深233m、九州最大の面積を誇っています。湖水の清澄度が高く、碧色に澄んでいるのも魅力の一つです。

湖には、指宿市の天然記念物に指定されている体長約2m、胴回り約60m、体重約20kgの大ウナギが数多く生息しています。また、幻の怪獣「イッシー」が目撃されたことでも知られていますよ。湖畔には四季折々の花が咲き誇るので、訪ねてみてはいかがでしょうか。

知林ヶ島は、錦江湾に浮かぶ美しい無人島です。島の周囲は約3km、面積は約60ha、最高点は約90m。岸から約800m離れていますが、3月から10月にかけての中潮・大潮の干潮時には砂州「ちりりんロード」が現れるため、歩いて渡ることができますよ。

島内には遊歩道が整備されており、1周約1時間20分ぐらいで回ることができます。展望台や鳴らすと願いが叶うといわれている鐘もあるので、ぜひチェックしてみてください！

丸尾滝は、丸尾温泉から霧島神宮に向かう国道223号の道沿いにある滝。高さ23m、幅16mの滝は、近くの温泉水が集まって流れ落ちているため、「湯の滝」とも呼ばれているのが特徴です。

温泉が混ざり合った滝壺の色は乳青色で、硫黄の香りや湯煙が立ち昇る様子を見ることもできます。夜にはライトアップも行われるので、飛沫が照明に反射した幻想的な景色が見られるでしょう。

曽木の滝は、伊佐市南部の川内川上流にある滝です。高さ12m、幅210mの滝は、「東洋のナイアガラ」とも呼ばれるほど壮大なスケールを誇っていますよ。千畳岩の岩肌を削るように流れ落ちるので、見る者を釘付けにするような豪快さがあります。

一帯は自然公園となっており、春にはサクラやツツジ、秋には紅葉などが咲き誇るのもポイント。四季折々の景色を背景に、迫力ある滝をご覧ください。

長崎鼻は、薩摩半島の最南端に突き出た岬。浦島太郎が竜宮へ旅立った岬と言い伝えられており、「竜宮鼻」とも呼ばれているのが特徴です。浦島太郎と乙姫が出会った場所として知られる「龍宮神社」も鎮座していますよ。

岬の西側には弓なりの砂浜が続いており、その端には「開聞岳」がそびえ立っています。また岬にある灯台からは、洋上に浮かぶ屋久島や硫黄島が見えるので、併せてチェックしてみてください！

城山展望台は、鹿児島市街地の中心部に位置する城山山頂にある展望台です。展望台からは、鹿児島市街地や桜島、錦江湾などが一望できます。天気のよい日には、遠くの霧島や開聞岳、美しい夜景も見ることができますよ。

また、城山は西南戦争の最後の激戦地となっているため、西郷洞窟や西郷終焉の地などの史跡も多く点在しています。のんびりと鹿児島の景色を眺めながら、西南戦争について理解を深めるのもよいでしょう。

平山動物公園は、鹿児島市平山町にある動物園。園内には約133種約1000匹の動物たちが暮らしており、九州で唯一コアラに会える動物園として人気があります。

桜島や錦江湾をバックにキリンやシマウマたちがのびのび歩く姿を見たり、動物とのふれあいを楽しんだりできるのもうれしいポイントです。また遊園地が併設されているので、一日中飽きずに遊べるのも大きな魅力といえるでしょう。

霧島アートの森は、湧水町に位置する栗野岳の標高約700mの高原にある野外美術館です。園内には日本の芸術家・草間彌生の作品をはじめ、国内外の著名作家たちによる作品が23点展示されています。

約2kmの園路を散策しながら、個性的な作品の数々をじっくり鑑賞するのがおすすめ。またアートホールも併設されているので、屋外と屋内、どちらの作品もチェックしてみてください！

いおワールドかごしま水族館は、鹿児島市港新町にある水族館。館内には、錦江湾から南西諸島まで800種10000点のいきものが展示されています。

「黒潮大水槽」では、世界最大の魚類・ジンベエザメが悠々と泳ぐ姿を見ることができますよ。そのほかにも、色鮮やかな熱帯魚とサンゴを展示する「南西諸島の海」や、ウミウシの生態を学べる「うみうし研究所」なども見どころなので、ぜひ訪ねてみてください！

フラワーパークかごしまは、指宿市山川岡児ヶ水にある植物園です。総面積36.5haの広大な園内には、2400種約40万本もの植物が展示されています。

日本最大級の花のテーマパークともいわれており、温暖な気候と松林に囲まれた地形を生かした世界各地の植物を楽しめるのが大きな魅力。花広場や展望回廊、屋内庭園など、四季折々の花や植物が見られるので、ぜひチェックしてみてください！