3分で簡単にわかる!マルウェアとウイルスの違いとは?定義から感染経路、対策までIT系大学生が詳しく解説
ウイルスが何かと言われると説明できる者も多いでしょう。しかし、マルウェアとの違いを説明しろと言われると難しいはずです。「マルウェア」は悪意を持ったソフトウェアの総称で、「ウイルス」はあくまでマルウェアの一種です。この記事を読み、マルウェアとウイルスについて正しい知識を身につけることができれば、情報強者になれる。
今回は、セキュリティの基礎とも言える「マルウェア」と「ウイルス」の違いをデータ分析を専門とする学部に在籍している現役大学生のショーと一緒に解説していきます。
ライター/ショー
データ分析を専門に学ぶ学部に在籍している大学生。小説投稿の経験を活かし、分かりやすく、簡単に理解できる記事を届ける。
マルウェアとウイルスの違いとは?
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マルウェアとウイルス、どちらもコンピュータに害をなすものを指す言葉ですが、まったく同じものではありません。それぞれの定義について見ていきましょう。
マルウェア:悪意を持ったソフトウェアの総称
マルウェアは悪意を持ったソフトウェアの総称です。皆さんは、マルウェアよりウイルスの方が聞き覚えがあるでしょう。しかし、「ウイルス」はマルウェアの一種であって、「マルウェア」がコンピュータに害をなすソフトウェアすべての総称なのです。
マルウェアとは、不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称で、「malicious software(悪意のあるソフトウェア)」の略語です。
マルウェア(コンピュータ・ウイルス等)/千葉県警察
千葉県警察の定義からも、マルウェアは悪意を持ったソフトウェア・コードの総称で、英語の略語であるとわかります。マルウェアは悪意のあるソフトウェア・コードの総称、これだけは絶対に抑えておきましょう。
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ウイルス:マルウェアの一種
マルウェアの定義でも触れましたが、ウイルスはマルウェアの一種です。ウイルスは次に示す3つの機能のうち、どれかを持つと定義されています。
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